英語力をUPするの総合学習

カナダと言えばトロントやバンクーバーに留学される方が多いのですが、その都会を中心に特に若い方はシェアハウスを活用することが一般的になってきています。
さらにシェアハウスのルームメイトが現地の方という場合も少なくありません。
シェアハウスとは言え、日本では仲介業者が間に入って手続きをしていくのが一般的ですが、カナダはそのような仲介業者がいないので、基本的には不動産オーナーと直接連絡を取って契約をしたり、困ったことがあればオーナーに直接相談するというシステムになります。
その分手数料が発生しないので、家賃が抑えられて、オーナー側も家賃が全て手取りになります。
手続きがかなりシンプルなので、初めてカナダに住む人もそんなにハードルは高くはないですが、全て自己責任になってしまいますので注意してほしいポイントはいくつかあります。
シェアハウスを考えた時に留学エージェントに相談をすると「シェアハウス」と「ルームシェア」の言葉が出てきます。
まずはこの2つの違いを簡単に説明します。

結論はとてもシンプルで「シェアハウス」は家をシェアするもので「ルームシェア」は部屋をシェアするものです。
基本的にシェアハウスという大きな括りがあって、その中に「ルームシェア」や「マスタールーム」など様々な小分類があると考えて下さい。
バス・トイレ・キッチン・リビングなどは共有で使って、ベッドルームだけが個人スペースというのが一般的なシェアハウスです。
そしてさらに費用を抑えたい方がルームシェアの中の部屋をさらに2人とか3人で使ってルームシェアをします。
ちなみにマスタールームは日本のビジネスホテルのような作りと考えるとよくて、カップル専用のマスタールームもあったりします。

現地でシェアハウスを探される方は基本的にはWebサイトで探します。
現地に知り合いや友人がいれば紹介してもらうのが一番安心なのですが、多くの方が自分で探されるケースが多いです。
Webサイトには2種類あり日本語で表示されているサイトと英語で表示されているサイトです。
日本語サイトは日本人向けで日本人限定の入居者募集だったりと日経オーナーの場合が多く、まだ英語に自信が無いから契約書を英語で書くのが不安とか留学が初めてで怖いという方にお勧めです。
家には炊飯器があったり日本人が住みやすいように工夫されている場合が多いなという印象です。
英語サイトは現地の方や留学生など多くの方が使うようなサイトで、契約書や契約後のオーナーとのやり取りなども全て英語になりますのでハードルは高いですが、その分ルームメイトは外国人の割合がぐっと増えますので貪欲に英語を話せるようになりたいとか、既に英語力にある程度自信があるという方なんかにお勧めです。

当たり前なのですがシェアハウスの費用は住む地域によって全く異なり、都市部だと高いですし、郊外とか田舎の街になると安くなります。
ですので、相場観を以下で紹介します。
尚、家賃には光熱費、水道代、家具家電、インターネット代が含まれている場合がほとんどですが、中には別というのもありますので、契約時に確認してください。
季節によってはダウンタウンでも5万円台で出ている時もあるので、早い段階からリサーチをかけておきコレだ！という時に決めちゃいましょう。

ホームステイと異なり食事は全て自炊になりますので、調味料や食材は自分で買う必要があり、その他には自分だけが使うものですね。
例えば女性であれば髪を巻くアイロンとか加湿器、男性であれば電動シェイバーとか肌に触れるようなものは基本的には自分で買います。
日用品などはルームメイトとシェアするかもしれませんので、その時々で確認して下さい。

シェアハウスをしているとトラブルは当たり前だと思ってください。
そのトラブルが半年後にルームシェアとか留学を通してたくましくなった時でも気にならないぐらいのレベルのモノなのか、そうではないのかはまた別です。
やっぱり他人と生活する中で、日本人だけで済む場合でも海外の方と住む場合でも同じ確率でトラブルはあります。
これは入居後のトラブルですが、ここでは入居前のトラブルを回避するために、物件を探す時に気を付けてほしい4つのポイントをについて解説します。

実際の部屋の様子と、インターネットに載っている写真とが全然違う場合がよくあります。
これは良い意味でも悪い意味でもありえて、例えばインターネットの写真はすごく綺麗だったのに実際に入居するとボロボロだったとか、逆にインターネットでは狭そうだったけど実際には広かったとかどちらでもあり得ます。
ですので必ず内見は行うようにして下さい。

特に女性の方向けではあるのですが、かならず友人を誘って行くといいでしょう。
これは防犯のためで、内見とは言え初めて会う人の家（密室）に行くので、トラブルに巻き込まれないように誰かと必ず行くようにしましょう。
出来れば男性ですと安心ですね。
これとは関係ないのですが、私の友人が水道管が詰まって業者を呼んだら結構強面の方が来て、余計な料金を多めに払うまで帰ってくれなかったという事例もあります。
特に問題を抱えている男性なんかは女性だけと分かった瞬間何をしてくるか分からないので気をつけましょう。

これは当たり前ですが、後々どんなトラブルがあるか分かりませんので必ず契約書は貰ってください。
金銭関係は特にもめがちですので、契約に基づいて粛々と進めるのが一番手っ取り早いです。
中には契約書をそもそも作らないオーナーさんもいますので、その場合は自分で作ってサインをもらうといいでしょう。

内見に行く時は部屋を見るだけじゃなくて、オーナーと部屋側のルールだったりルームメイト同士のルール、契約における質問など聞きたいことは紙にまとめておきましょう。
例えば「家賃に光熱費は含まれているの？」「Wifiは？」「最低契約月数ってあるの？」「退去時は何日前までに言えばいいい？」などがその代表です。
これも後々揉めないようにしっかりと確認しておくといいでしょう。