フィリピン留学での英語環境
「フィリピン留学は欧米留学に比べてスパルタ」
フィリピン留学の英語環境を分かりやすいように欧米圏の留学と比較して説明します。
フィリピン | 欧米圏 | |
---|---|---|
マンツーマンレッスン | ⇔ | グループレッスン |
授業時間:8-12時間/日 | ⇔ | 授業時間:3-4時間/日 |
費用:15-20万円/月 | ⇔ | 費用:30-50万円/月 |
授業の体制
IELTSは英語の資格試験ですので欧米圏に留学した方がいいのでは?と思う人は多いのですが、フィリピンはマンツーマンレッスンが主で、欧米はグループレッスンが主となります。
欧米のグループレッスンは1クラスあたりだいたい10-15人程度で行われており、リスニング中心となり授業に参加してても日本人はシャイなのであまりスピーキングの機会を自分から得ようとはしません。
それに対してフィリピン留学になるとマンツーマンなので先生と1対1でずっとスピーキングしている環境になり、短期間でもスピーキングを伸ばすことができます。
授業時間
欧米圏は1日3-4時間程度の授業が行われますので、朝9時から授業が始まると早い時には昼過ぎ、遅くても2時ぐらいには終わってしまいます。
それに対してフィリピンは1日8-10時間、多いところだと12時間くらい授業があり、朝から晩までずっと英語の環境になります。
しかもマンツーマンレッスンが基本でグループレッスンもありますが4-5名程度の場合が多いので自然とスピーキング中心の授業になります。
費用
欧米留学の1か月の費用はざっくりですが30-50万円はします。
それに対してフィリピン留学は学費から滞在費、食費なども含めて1か月だいたい15-20万円程度になります。
さらに1日3食、土日も含め食事がでてきますし、掃除や洗濯も現地スタッフが行いますので、英語学習にだけ集中できる環境になっています。
ですのでフィリピン留学は英語力を伸ばす環境としては最適なのです。
フィリピン留学の中には点数保障コースがある
「講師に自信があるからこその点数保障」
IELTSのコースは欧米圏でも受講できるのですが、フィリピン留学のみ点数保障コースというのを開講している学校があります。
このコースはIELTSのコースを受講して3か月で基準値に達することが出来なかった場合、コースの期間を無料で延長できるコースとなっています。
点数保障コース
メリット①
IELTS高得点保持者のベテラン先生からの
マンツーマンレッスン
点数保障コース
メリット②
公式試験がフィリピン現地で
1回無料で受けられる特典がある
例えば目標の点数をIELTS5.5や6.0にすると、3か月でその基準を合格できなければコースの期間を無料で延長できるというようなコースになっています。
学校としてはもともとの期間で点数を取ればければ無料で延長されてしまうので全くメリットがないです。
ではなぜフィリピンにだけこのコースがあるのかと言うと、1つ目が採用している講師に絶対の自信があり、その中でもIELTS高得点者やベテランの先生がいます。
そのため点数の取り方や教え方というのも熟知しているかつ、マンツーマンレッスンが大半ですので、その人に合わせて授業を調整することができることがIELTSで保障コースを組めている理由になります。
さらに、点数保障コースを開講している学校の大半では公式試験が現地で1回無料で受けられるという特典も用意されている場合が多いです。
テストを毎回受けていると結構お金がかかるのでこの点は助かります。
また、現地に行ってしかもそこが公式試験会場になっているので、普段慣れている環境で試験が受けられるというのも大きなメリットです。
もちろんすべての学校が点数保障コースを開講しているわけではありませんので、その点は留学エージェントなんかに相談するとより適切なアドバイスを貰えるでしょう。
フィリピン留学の不安点
「治安と英語訛りについて」
フィリピン留学の不安点と言えば「治安」と「英語の訛り」ですが、現在のフィリピン留学は女子高生や親子でも留学できる体制が整えられています。
全寮制で24時間警備体制が整っていますし、学校の敷地内には学生1人1人に配られるセキュリティカードがなければ入れません。
また発音もフィリピン訛りになるんじゃないの?って思われる方もいますが、しっかりした学校を選ぶことによってネイティブレベルの英語力を有した講師ばかりを揃えている学校もたくさんありますので、学校選びさえしっかりすれば問題ありません。
- フィリピン留学中の大学生 マグカップさんによる執筆
- 現在フィリピン留学中の大学生で、日々英語スキルを磨かれています。翻訳等の仕事に携わることがあり、英検準一級、TOEIC830等を取得しています。また、日本の大学では文系学科に在籍しており、自身で短編小説を数本執筆された経験もお持ちな方です。
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