イギリスのワーキングホリデービザ
「正しくはYouth Mobility Scheme(通称 YMS)」
イギリスのワーキングホリデービザは正確にはYouth Mobility Scheme(通称 YMS)と呼ばれるもので、他の国に比べて仕事をメインに考えることが出来たり、ビザを1回発行してもらうだけで最大2年間イギリスに滞在できることになります。
ですので通常のワーホリ制度とは少しだけ違ってきます。
またイギリスのワーホリは毎年すごく人気で競争率がすごく高いビザになっており、抽選でゲットするのですが、当選するとすごくラッキーだねと言われたり、このビザを取得するために数年待っている人もいます。
では、イギリスのワーキングホリデーについて4つのトピックに分けて紹介していきます。
イギリスのワーホ
トピック ①
イギリスのワーホリの特徴
イギリスのワーホ
トピック ②
ビザ申請条件
イギリスのワーホ
トピック ③
ビザの取り方と準備方法
イギリスのワーホ
トピック ④
語学学校に行くべきかどうか
イギリスのワーキングホリデーの特徴
このビザは最長2年間滞在が可能で抽選は年2回(1月と7月)に行われます。
定員数は年間通して1500人となっておりその倍率はかなり高くなっています。
一方でオーストラリアやニュージーランドはビザの申請に人数制限がないので、それに比べると1500名がかなりレアだとお分かりいただけるでしょう。
イギリスに渡った後は、フルタイムで仕事ができます。
また他の国ではこの働く期間が制限されていたりして、例えばオーストラリアでは半年間1つの職場で仕事をしたらそれ以降は職場を変えなければいけない制度になっています。
さらに語学学校に通える期間も他の国ですと制限されている場合が多いのですがイギリスにはそのような制限はありません。
ビザの申請条件
ビザの申請条件は以下8項目あり、全てを満たす方が申請可能者となります。
- 日本国籍を持っている事
- ビザ申請時点で18歳以上31歳未満であること
- 子供を同伴しないこと
- 配偶者を連れて渡航しないこと
(配偶者も同時にビザに申し込むことは可能) - 自己資金1890ポンド以上あること
(残高証明を提出) - ビザ期間が終わり次第出国すること
- 滞在中に公的な資金に頼らないこと
- 以前にYMSやYES(Youth Exchange Scheme)を
使って渡航したことが無い方
ビザ取得までの流れ
イギリスのワーキングホリデービザ取得には、まずは抽選に参加するところから始まります。
毎年年2回抽選に参加する機会があり、その抽選に当選して当選メールを受け取った人だけがビザを申請することができます。
オンラインでの申請時には英国の健康保険料やビザ申請料の支払い、ビザ申請書作成などが必要になってきます。
これらを行った後に、イギリスビザ申請センターと言うところに来館して、必要書類をまとめて提出することになります。
手続き自体はそこまで難しくはないのですが、申請期限を過ぎると当選がなくなってしまうので注意しながら期限内に提出する必要があります。
語学学校には行くべき?
語学学校には行くべきかどうかという質問をよく頂くのですが結論から言うと語学学校にはなるべく行った方がいいです。
ほとんどの留学生がまず語学学校で英語やその他の専門的な勉強をしてから現地で仕事を探し始めます。
もちろんある程度英語に自信があるという方は別なのですが、学校に通うと友達ができて情報交換ができたり、困ったことを学校の先生に相談したりできるのはかなり大きなメリットになります。
イギリスはヨーロッパの数少ない英語圏ですので、各地から英語を勉強しに来る方がいて多国籍な友達ができやすいです。
よく聞くのがドイツからの留学生のお家に遊びに行かせてもらったり、フランスからの友達の家に泊まりに行かせてもらったりっていうのをよく聞き、そうすると仕事を紹介しあったり、様々なメリットに繋がってきます。
- 英検1級取得のbird先生による執筆
- TOEIC®︎ Listening & Reading 公開テスト 990点、実用英語技能検定 1級、IELTS Overall Score 7.5 と英語に関して非常に造詣の深いbird先生による執筆記事です。現役の英会話講師でもあり、「TOEIC、IELTS、英会話」を専門に指導をされています。そのほかにも、海外旅行・旅(35ヶ国)、学部留学、海外インターンなどの経験もおありです。
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