英語力をUPするの総合学習

現在進行形は、次の英文のように、主語と doing（現在分詞）が、be動詞で結ばれています。
つまり、I（私）が cooking（料理をしている状態）と am（イコール）であることから次のような意味になっています。
ポイントは、単なる動作や状態を表現しているのではなく、動きが進行している表現であるということです。

I am cooking.
私は料理をしている。

「主語=何かをしている状態」というコアイメージから次の4つの表現を表すことができます。

ではそれぞれの用法についてみていきましょう。

● 進行中の動作や出来事
現在進行形で最初に習う用法です。現時点で何かが進行中であると表現できます。また、特定の習慣を表す時には現在形を用いますが、「今月は自転車通勤をしている」などの副詞句を伴い、決められた期間内だけの習慣的行動を表すこともできます。

He is studying English.
彼は英語の勉強中です

I’m biking to work this month.
今月は自転車通勤をしている

● 到達点への接近
かなり短い時間で終える動作を進行形にすると、「まさに～しかけている / もうすぐ～する」のような、その瞬間に近づいていることを表します。

The bus is stopping.
バスが止まろうとしている

The train is arriving at Shibuya.
電車はもうすぐ渋谷駅に着きます。

● 動作の反復（強調）
always, constantly, all the time のような副詞を用いて、動作の繰り返しを強調して感情的表現を行います。
また、上記のような副詞を伴わないような場合、例えば「うれしさのあまり飛び跳ねる（jump）」「外でノックしている（knock）」のように体の動きを表す動詞で表現することもできます。

She is always making silly mistakes.
彼女はいつも馬鹿げたミスばっかりしてる

He is jumping for joy.
彼は喜びのあまり（何度も）飛び跳ねている

● 確定的な個人の未来や予定
事前に計画していたり、気持ちではその行為に向かっている場合に使れます。ポイントは、個人的な予定を表す時に使います。

I am meeting Yuki this evening.
私は今晩ユキに会う予定です

現在形は過去・未来を含む現在の習慣をあらわすのに対し、現在進行形は現在進行している動作をあらわします。
注意点として、 know や like のように状態をあらわす動詞の場合には進行形にする必要がないため基本的には進行形にはできません。（一部例外もあります。）

［主語+be動詞+他動詞ing+目的語］
動詞の前にbe動詞をおいて、動詞の語尾に -ing をつけることで動作が進行中であることを表します。
動詞の語尾に -ing をつける時に動詞の語尾が一部変化する場合があります。

I’m watching TV.
私は今テレビを見ている。

［主語+be動詞+自動詞ing］
come は「ポイントとなる場所にやってくる」イメージがあるため「行く」と訳す場合もあります。

I’m coming.
今行きます。

次に現在進行形の動詞の語尾の変化を紹介します。
動詞にingをつける時に動詞の語尾が一部変化する場合があります。ほとんどの場合語尾にingが付くだけなのですが、 特殊なパターンが3つあり注意が必要です。
1．eで終わっている動詞は最後のeを取ってingを付ける

2．「短母音+子音で終わる」かつ「その短母音にアクセントがある」 場合には語尾の1文字を重ねる
※ 短母音=短く読む母音
※ visit (訪問する) はアクセントが前にあるため、 重ねずにingをつけるだ けです。 →visiting
※ rain(雨が降る) のような二重母音+子音も、重ねずにingをつけるだけ。 →raining

3．その他

例外やその他のパターンは覚えるしかありません。出てくるたびに整理しておくのがおすすめです。

まず基本的な現在進行形の否定文から見ていきましょう。

［主語+be動詞+not+doing ~.］
be動詞のうしろにnotをおくことで現 在進行形を否定文にできます。

I’m not watching TV.
私は今テレビを見ていない。

I’m not playing tennis.
私は今テニスをしていない。

anything は否定文で「何も（～ない）」という意味で使えます。

I’m not doing anything.
今何もしていないよ。

「think that S＋V」を使われていますが、この場合ですと訳としては同じになりますが、普段から抱いている印象を受けます。
代わりに「be thinking of ~」で表現すると、より上手に表現できるようになります。
この理由は、進行形は「be動詞＋doing ~」で表す時制ですが、「doing」というは現在分詞でも動名詞であれ、動くことを意味に含んでいます。ここでの「動く」とは一時的であったり、動き続けていることから未完了などを表現します。
「現在形」と「進行形」を比較すると、現在形は安定的な永続を表現していますが、進行形は一時的な不安定な状態を表現しているという考えるとより理解できると思います。

I have not made up my mind yet, but I’m thinking of leaving the company.
まだ決めたわけじゃないけど会社を辞めることを考えてる。

「will ≒ be going to do」でもない「現在進行形」を使って未来を表現できると習ったということですね。
まずは例文を見てみましょう。

I’m visiting my friend in Hiroshima next week.
（来週、広島の友人を訪ねる予定です。）
（来週は広島の友人を訪ねます。）

このような文章は「現在進行形で書かれているけど直近の未来を表している」と、学校で教わったはずです。ここで大体の学生は2つの疑問が出てきます。

① 直近の未来って何？直近っていつまで？
② なんで現在進行形で直近の未来を表すの？

この2点を抑えておくとご質問の内容がより明確になります。
それでは1つづつ解説していきます。

Point.1
例文のように話をしたその瞬間に「すでに予定が決定されていて、準備や手配を整えている未来」を「直近の未来」と言います。例文の場合ですと、
∟ 予定：来週広島の友人へ訪ねる
∟ 準備・手配：終わっていることを暗に示している
のように解釈ができます。

Point.2
物事・予定などがすでに「（next weekに向かって）進んでいる」ことが現在進行形から感じられるのです。

実はもう一つ「現在進行形で直近の未来を表す」表現があります。それは「今まさにしようとしている近接未来」です。これはすごく簡単で、以下のような例文があります。

I’m coming!
今いくよ！

I am going to the grocery store. Are you coming with me?
食品店に行くところだけど、一緒に来る？ → 近接未来
食品店に行っているけど、あなたも一緒に来ているの？ → 意味不明な訳

これらのことを踏まえたうえで、「next week」のような未来の時制を表す語句や最後の例文のように「前後の関係から」読み解くと良いですよ。

進行形は大きく分けて4つのパターンを覚えるといいでしょう。

A．その動作・状態に向かっているとき
– He is dying.
（彼は死にかけている）

B．その状態に近づく
– I am getting tired.
（疲れてきた）

C．向かっているは、言い方を変えれば未来をあらわす事も出来る
– I’m visiting Vietnam.
（ベトナムに行きます）
※ スケジュール等を決めて、チケットを買ってのような「すでに向かっている」状態を進行形で表す。

D．You are kind. （あなたはやさしい）は状態をあらわすので基本的には進行形にはしませんが、「一時的に」というニュア ンスでは 「You are being kind.」と表現ができる。

I’m getting hungry.
おなかが減ってきた。

He is getting married.
彼は結婚します

They are working at their desks
一般動詞を使った現在進行形の分ですので、are を They の前に出して最後に疑問符をつけたら疑問文になります。

以下で発音も一緒に確認してください。

Are they working at their desks?
彼らは机で勉強をしていますか？(作業をしていますか？)

現在進行形は「今やっていること」を表します。
作り方は「主語 + be動詞 + 動詞のing」で表現します。次の基礎例文を覚えておくといいでしょう。

She is working.
彼女は仕事中 / あの人は今働いてるよ

次に現在進行形を会話式の例文で見てみましょう。

I am eating a Jiro-ramen now!
今二郎ラーメン食べてるの。

I am eating a cake!
私はケーキ食べてるよ

主語とbe動詞のセットをまず覚えて、動詞は -ing にすることを意識すれば 「今していること」 を英語で表現できるようになります。