選択肢がある場合
「どちらかというと~の方がマシ」
いくつか選択肢があって何かを選ばざるを得ない状況で使われ、日本語訳としてはどっちもどっちだけど「悪くない」「マシだ」になります。
形の基本は「S might as well A as B(BするぐらいならAの方がマシだ)」になます。
例えば、私が買い物に行こうとしていてジロウが一緒に行きたいと提案してきたシーンで以下のように言います。
I might as well go by myself as go with Jiro.
ジロウと行くぐらいなら一人で行く方がマシだ
ではネイティブも上記のように言うかというと、実はこのようには表現せずに後半の as 以降は省略してしまいます。
I might as well go by myself.
一人で行く方がマシだ
これは話の前提上限でジロウと一緒に行くことを比べていることが明確なので、いちいちそのセンテンスを言う必要がないので省略されるというわけです。
ですので日常会話ではほとんどぼケースで「S might as well A(Aする方がマシだ)」となります。
I might as well cut my own hair as let Jiro cut my hair.
(≒ I might as well cut my own hair.)
ジロウに髪を切らせるぐらいなら自分で髪を切った方がマシだ
選択肢がない場合
「しない理由も無いしするかな」
日本語訳にすると「どうせなら~するのも悪くないかな」「せっかくなら~するかな」という意味になります。
選択肢がある場合は「AもBもどっちもどっちだけどAの方がマシかな」でしたが、選択肢がないので「Aしかないから、まぁAにするかな」という違いになります。
要はAをやらなくてもいいのですが、やらない理由もないしちょっとでもプラスになるならAにしとくかという妥協のニュアンスです。
形としては比べるものがないので後ろの as 以降は省かれます。
If we’re going to China, We might as well visit all the countries in Southeast Asia.
中国に行くのなら、どうせなら東南アジアの国を全部回ろうよ
I might as well go eat with Jiro.
どうせならジロウと一緒にご飯いくのも悪くないかな
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。
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