英語力をUPするの総合学習

カナダの語学学校とは？と聞くと多くの方がILACかILSCを真っ先に思い浮かべます。また、ILACとILSCは専門学校も運営しており、カナダの全大学と提携もしている超名門校となります。
そのため日本の多くのエージェントがこの2校を紹介しており、カナダ留学経験者の多くはILACかILSCに通ったよいう方が多いです。
ではそれぞれの留学費用の紹介を解説していきます。
尚、1カナダドルは100円で計算していきます。

ILACは「アイラック」と読み、カナダで最大の語学学校になります。
日本のマンモス校をイメージすると分かりやすく、2000人ぐらい入る学校です。
以下表はILAC最安値のコースとなります。
表内にあるバイオというのはバイオメトリクスのことで日本で指紋認証を取らなければならないのでその費用になります。
滞在時にはシェアハウスを利用する場合を書いていますが、学校寮などをつかうともっと金額は上がってしまいます。
その他に現地に知り合いがいたり、電車に一人で乗れる場合は送迎費を節約できたり、同じようにシェアハウスも場合によってはもっと安い場合もあります。

学費	13632ドル	週30レッスン
入学金+学生ビザ	395ドル	160+150+85 入学金+ビザ+バイオ
シェアハウス	7200ドル	月600ドル
教材費	360ドル	現地にて支払い
海外送金費	0.5万円	海外銀行への送金手数料
航空券+送迎	10万円+110ドル	送迎は必要なければかからない
保険	25万円
娯楽費	84万円	月7万円
合計	3,572,500円

ILSCは「アイエルエスシー」と読み、ILACのように大きな学校ではなく、アットホームに運営されています。
とはいえ、バンクーバーやアメリカやオーストラリアにも学校はあり母体としては大きいです。
ですので、初心者はILSCのアットホームな雰囲気の中で英語を学ぶといいかもしれません。
費用は以下表のようになります。
ILSCは週に24レッスンとなっており、ILACと比べて授業が少ないように見えますが、実際には授業の総学習時間はほぼ同じになりますので、あまり気にしなくても問題ありません。
授業料は15840ドルと書いていますが、午後コースにすると8160ドルまで下がりますので、カナダに長期滞在を考えている方は午後コースでもいいでしょう。

学費	15840ドル	週24レッスン
入学金+学生ビザ	385ドル	150+150+85 入学金+ビザ+バイオ
シェアハウス	7200ドル	月600ドル
教材費	240ドル	現地にて支払い
海外送金費	0.5万円	海外銀行への送金手数料
航空券+送迎	10万円+110ドル	送迎は必要なければかからない
保険	25万円
娯楽費	84万円	月7万円
合計	4453700円

エージェントごとに費用が異なる理由は大きく分けて3つあります。

ここまでは1カナダドル100円で計算してきました。
海外にお金を送金する時はその時の為替レートからプラス1円かかります。
例えば現在1カナダドルがだいたい100円ですので、101円で送金するということです。
しかし中には101円で送金できるところを、独自レートを設けて105円にしているような場合もあり、この場合に費用が高くなってしまうのです。
なぜ独自レートを設けているかと言うと、留学生がエージェントに振り込んだ日のレートとエージェントが留学先の学校に振り込みをする日のレートに保険をかけているというわけです。
例えば2020年5月の底値は1カナダドル75円でしたが、本日2023年5月20日は1カナダドル101円を突破しています。
とは言えここ数年来1日で5円も動いた日はありませんので、きっちり対応を見極めた上でエージェント選びをするようにして下さい。あまりにエージェント側が独自レートを高く設定しているようであれば、個人的にはお勧めできません。

エージェントによっては5万円や10万円などの手数料をとっている会社があります。
例えばこの手数料は無料英会話レッスンを留学前に受けれたり、留学後のラインサポートなどを行っていたりと内訳は様々です。
ただし現在では手数料無料でもしっかりサポートしたり無料英会話レッスンを行っているエージェントも増えてきていますので、手数料を取られる場合は本当に金額に見合うものなのか確かめて下さい。

エージェントによっては航空券や保険会社を指定するところがあります。
特に大手のエージェントにこの傾向が多いのですが、実は自分で申し込んだ方が安くなるケースが多いです。
この点も納得した上で申し込むようにしましょう。