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カナダ留学の費用を徹底解説
「SGIC校」「ILAC校」「Kaplan校」における料金比較
ここでは、「SGIC校」「ILAC校」「Kaplan校」の3つの学校に分けて紹介します。
これら3つの学校は全てバンクーバーにあり、バンクーバーの中でも特に人気の高い学校になります。
尚以下で紹介する価格は全て Intensive Course というコースを選んでいます。
SGIC校[格安]
まずSGIC校は、学校の生徒数が80-100名と少ない分アットホームな環境で英語が勉強できます。
学校の特徴としては English Polcy というルールを徹底している学校でもあります。
English Polcy とは、学校内では英語以外を話し手はいけないというルールで、1回見つかる程度ですと注意で終わるのですが、2回目からはなんと停学になってしまい、カナダの中でもここまで厳しいのは珍しいという学校です。
裏を返せばSGIC校に来る留学生には必ず英語を話させるようになってもらって帰国するという気迫がこのルール運用の中に見え隠れしますね。
以下価格表に関する補足ですが、ホームステイは1か月の料金になっています。
2か月目以降はルームシェアに切り替える方が結構多くて、その場合は400ドル/月まで抑えることができます。
また、社会人のような一人の時間を大切にしたいという方は学生寮がある場合はそちらを利用しても良いのですが、ホームステイよりも費用は高くなってしまいます。
滞在先申込費というのは、寮やホームステイに申し込むときにかかる費用です。
海外送金費というのは、日本から海外の語学学校にお金を送金するときにかかる費用で、個人で送っても必ず発生する部分になります。
海外送金費はエージェントによっては7000円とか8000円にしてあるところころもあるので、よく見ておきましょう。
海外保険と航空券に関しては、どのエージェントに申し込んでも変わらない部分なのですが、費用をがっつり押さえたい場合はこの2つをいじるといいでしょう。
例えば海外保険であればクレジットカードの付帯で行くこともでき、例えば楽天カードで航空券を買えば3か月の海外保険が無料でついてくるプランがあります。
ただし、有料保険と比べて、サポート範囲が狭いので骨折とか重大な怪我をした場合は数千万の治療費がカバーしきれないといったことも起こり得ますので、できればきちんとした保険に入ることをお勧めします。
現地ではアクティビティなんにも参加するはずですので、この点はしっかり保証を受けられる保険に入るといいでしょう。
また、航空券に関しては格安航空券などを探せばいくらでも見つかりますので、いろんなサイトで探してみて下さい。
以下表以外にかかるお金と言えば娯楽費です。
娯楽費に関しては人にもよりますが、大体1か月5-7万程度あれば足りると思います。
学費 | 3540ドル | 週に25時間 |
ホームステイ | 930ドル | 1か月2食付き |
入学金 | 150ドル | |
滞在先申込費 | 150ドル | |
教材費 | 180ドル | 行く期間によって変動有 |
航空送迎費 | 100ドル | 片道 |
海外送金日 | 0.5万円 | |
海外保険 | 6万円 | |
航空券 | 10万円 | |
合計 | 1,036,000円 |
ILAC校[平均]
ILAC校はカナダ留学を検討した人であればほとんどの方が聞いたことあるような大規模校です。
生徒規模が1000名以上いますので、いろんな国の人に出会って学びも遊びも精一杯したいという方向きです。
大規模校だからこそのアクティビティの多さ、さらには同年代の方と同じクラスになりやすい傾向もあります。
さらにクラス分けが17段階もあり、1クラスあたりに日本人が偏らないようにもされています。
一般的な学校は6段階程度のクラス分けとなっていますので、大規模校は違いますね。
学費 | 4260ドル | 週に22.5時間 |
ホームステイ | 980ドル | 1か月3食付き |
入学金 | 160ドル | |
滞在先申込費 | 210ドル | |
教材費 | 60ドル | 1か月/現地払い |
航空送迎費 | 110ドル | |
海外送金日 | 0.5万円 | |
海外保険 | 6万円 | |
航空券 | 10万円 | |
合計 | 1,131,000円 |
Kaplan校[高額]
Kaplan校の最大の特徴は講師のレベルが高く、大学卒業資格と英語講師の認定資格も持っています。
さらに学校独自の講師トレーニングプログラムもあり、先生の質はかなり高いです。
また、Kaplanは全世界に展開しており、名門校なのですが費用が高いというところがネックですね。
学費 | 5820ドル | 週に20.5時間 |
ホームステイ | 1020ドル | 1か月2食付き |
入学金 | 185ドル | |
滞在先申込費 | 240ドル | |
教材費 | 120ドル | |
航空送迎費 | 115ドル | 片道 |
海外送金日 | 0.5万円 | |
海外保険 | 6万円 | |
航空券 | 10万円 | |
合計 | 1,299,000円 |
エージェントごとに価格が違う理由
「明確な見積かを確認しよう」
エージェントによってこれらの価格が異なる理由には大きく2つあります。
独自の為替レートが設けられている
このページでは1ドル100円で全て計算しましたが、海外に送金する時はプラス2円かかります。
要は98円であれば100円ということです。
特に欧米のエージェントに多いのが、プラス5円とか8円にしているところもあります。
もちろん為替レートは毎日変わりますので、料金を支払ったタイミングとエージェントが学校に振り込みするタイミングの為替の差に対して安全策を設けているというのはわかるのですが、あまりにその差が大きい場合は別のエージェントを探すことをお勧めします。
手数料
エージェントによってはプラスで5万とか15万とか上乗せしている会社もあります。
最近は手数料を受け取っているエージェントは少ないですが、まだ手数料を貰っているエージェントもありますので、なぜ手数料が発生するのかの理由を聞いておきましょう。
特別なサポートを行っている会社もありますので、その場合には理解して支払うのはいいのですが、あえて見積もりに分かりにくいように乗せられている場合もありますので、その場合は気をつけてください。
- 英米文学大好き ヒナ先生による執筆
- 2018年に英米文学学部[大学]を卒業され、在学中に1年間カナダを留学されたヒナ先生。大学では翻訳や通訳実践及びイギリス政治・文学の講義などを受講され、また留学を通し韓国の文化・歴史だけでなく、留学先で出会った様々な国の方々とも交流をされておりました。
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