[be動詞 現在形]英文法

be動詞とは?_

be動詞は、「動詞」と呼ばれているので動詞であることは確かです。では play, song のような動詞とどこが違うの?と聞かれたら、どうやって答えればいいのでしょうか?
be動詞は中学1年生で、最初に勉強する動詞の一つですが、他の動詞にはないような意味、役割、使われ方をされ、混乱する学生が多くいますが、be動詞のマスターは英語力をつけるには必要不可欠なことですので、基礎からしっかり学ぶようにしてください。
また、be動詞は状態動詞に分類され、「半永久的なこと」や「現在の状態」を表すことができ、
– My father writes novels.(父は物書きです)= 職業:半永久的に書く
– I have a stomachache.(おなかが痛い)= 今:おなかが痛い
のように解釈することができます。
今回はbe動詞の基本的な現在形の使い方のみを説明していきます。

be動詞の現在形には三つの種類「is, am, are」があります。これらは主語によって使い分けられますので以下を参考にしてください。

主語によって変わるbe動詞_

主語が「 I 」の場合 ⇒「 am 」⇒ 自分
主語が「 You 」もしくは複数の場合 ⇒「 are 」⇒ 相手
主語が「 3人称 (Yuki, Taku, Mike etc) 」の場合 ⇒「 is 」⇒ その他

主語とbe動詞の組み合わせ例

主語be動詞
Iam
you, we, they, the students,
the boys, my friends,
Ken and Emi
are
he, she, Ken,
my mother,
the boy
is

では例文を学んでみましょう。

be動詞:現在形の例文

I am Yutaka Sato.
私はさとう ゆたかです。

You are a soccer player.
あなたはサッカーの選手です。

He is a teacher.
彼は先生です。

This is an apple.
これはリンゴです。

That is a soccer ball.
あれはサッカーボールです。

be動詞の意味

「be動詞は大きくわかると2つのパターンに分類される」

be動詞には、大きく分けて以下AとBの2つの意味があります。

be動詞の2パターン_

A ⇒「〜です」
B ⇒「〜にいます」「〜にあります」

では、それぞれ例文を見ていきましょう。

例文A:~です

I am happy.
私は幸せです。

It is a new book.
それは新しい本です。

例文B:〜にいます / 〜にあります

I am in Tokyo.
あなたは東京にいます。

The basketball game is today.
バスケットボールの試合が今日あります。

※「B」場合、be動詞のうしろには場所時間を表す言葉が入っている場合が多いです。

be動詞の英作文

「語順をしっかり押さえて英作文をしてみましょう」

文の中では主語の直後にbe動詞がきます。

肯定文:主語+述語(be動詞)〜.

例文①:私は中学生です。

⇒ 文章を分解して、それぞれを英単語にします。

⇒ 私は / 中学生 / です。

⇒ I / a junior high school student / am

⇒ これを「主語+述語(be動詞)~.」 に並べると、

⇒ I am a junior high school student. (完成)

どうでしょうか?思っていた難しくはないと思います。それでは、同様にもう一問してみましょう。ここで一つ気が付くのは、「英単語ってすごく大切」ってことです。

例文②:彼女は公園にいます。

⇒ 例文①と同様に、文章を分解して、それぞれを単語にします。

⇒ 彼女は / 公園に / います。

⇒ まずは英単語に

⇒ She / in the park / is

⇒ これを「主語+述語(be動詞)~. 」 に並べると、

⇒ She is in the park. (完成)

例文①と②で説明した通り、単語の並び替えで英語は完成します。ですが、並び替えをしなくても、簡単な英語なら大体の意味が予測できてしまいますよね。なので、まずは英語を好きになるという意味でも英単語は必ずマスターしていきましょう。

否定文:主語+述語(be動詞)not ~.

次はbe動詞を活用した、否定文の練習に入ります。
否定文とは、日本語訳にすると「〜でない」を表現し、not を活用する基本的な英語の文法です。また、非常にシンプルな英文法で、be動詞を活用した否定文は、肯定文の「be動詞の直後」に「not」をつけるだけで完成します。
とても簡単ですがので、さっそく例文を練習していきましょう。

例文①:彼は友達ではありません。

⇒ 文章を分解して、それぞれを単語にします。

⇒ 彼は / 友達 / ではありません。

⇒ 英単語に

⇒ He / a friend / is not.

⇒ これを「主語+述語(be動詞)not ~.」 に並べます。

⇒ He is not a friend. (完成)

肯定文同様に、並び替えだけですのでとっても簡単ですね。それではもう一問、例文にチェレンジしましょう。

例文②:私は先生ではありません。

⇒ 文章を分解して、それぞれを単語にします。

⇒ 私は / 先生 / ではありません。

⇒ 英単語に

⇒ I / a teacher / am not.

⇒ これを「主語+述語(be動詞)not ~.」 に並べます。

⇒ I am not a teacher.(完成)

be動詞+notの短縮形

「 not 」を活用した英文には短縮形があります。be動詞の場合は次の2パターンしかありませんので、さっと覚えてしまいましょう。

短縮形_

is not → isn’t
are not → aren’t
※「am not」の短縮形はありません。

上記例文を例にとりますと、

He is not a friend.
→ He isn’t a friend.

となり、どちらも正解となります。

疑問文:述語(be動詞)+主語 ~?

be動詞の疑問文は、「〜ですか?」「〜いますか?」を表現する英文です。
文の形は、be動詞を文頭に持ってくるだけで疑問文が完成します。また、ピリオドを「 ? 」にすることも重要ですので、忘れないで下さい。
返答にもルールがあり、例文を通して学習しましょう。

例文①:She is in the park.

⇒ 疑問文 : Is she in the park? (彼女は公園にいますか?)

「はい」の場合 ⇒ Yes, 主語+be動詞.

「いいえ」の場合 ⇒ No, 主語+be動詞+not.

すぐ上の「 Is she in the park? 」に答えてみましょう。

Yes, she is. (はい、そうです。)

No, she is not. (いいえ、ちがいます。)

では、もう一問続けましょう。

例文②:You are kind.

⇒ 疑問文 : Are you kind? (あなたは親切ですか?)

⇒ Yes, I am. (はい、そうです。)

⇒ No, I am not. (いいえ、ちがいます。)

ここで注意してほしいのは、例文②の場合、疑問文と答えでは主語が変わっています。おかしいな?って最初は思うかもしれないですが、よく考えたら当たり前ですね。
日本語で考えると分かりやすいので、ちょっと試してみましょう。

あなたは親切ですか?
⇒ はい、私は親切です。
⇒ いいえ、私は親切ではありません。

会話の流れから考えると、主語が変わるのは当然ですね。
ただし、例文①のように、主語が変わらない場合もあるので、会話の主体を考えながら練習していきましょう。
では、もう少し例文を試してみましょう。

例文③:They are your friends.

⇒ 疑問文 : Are they your friends? (彼らはあなたの友人ですか?)

⇒ Yes, they are. (はい、そうです。)

⇒ No, they are not. (いいえ、ちがいます。)

例文④:You are a tennis player.

⇒ 疑問文 : Are you a tennis player? (あなたはテニスの選手ですか?)

⇒ Yes, I am. (はい、そうです。)

⇒ No, I am not. (いいえ、ちがいます。)

例文⑤:This is a cake.

⇒ 疑問文 : Is this a cake? (これはケーキですか?)

⇒ Yes, It is. (はい、そうです。)

⇒ No, It is not. (いいえ、ちがいます。)

例文⑥:This is an apple.

⇒ 疑問文 : Is this an apple? (これはリンゴですか?)

⇒ Yes, It is. (はい、そうです。)

⇒ No, It is not. (いいえ、ちがいます。)

短縮形 「主語+be動詞」

be動詞を使った否定文でも説明しましたが、それ以外にも短縮形があります。「主語+be動詞」の短縮形も覚えましょう。

be動詞の短縮形_

I am = I’m
you are = you’re
they are = they’re

例文①:私は少女です。
I am a girl. = I’m a girl.

例文②:あなたは美しい。
You are beautiful. = You’re beautiful.

例文③:彼らは私のチームだ。
They are my team. = They’re my team.

be動詞は、それほど難しくなく、英語学習において基本中の基本ですので必ず覚えて下さい。次の表にまとめましたので、一緒に確認してください。

主語be動詞短縮形
Iam / wasI'm ~.
Youare / wereYou're ~.
単数Yuki
He
She
This
That
is / wasHe's ~.
She's ~.


That's ~.
複数Yuki and Taku
We
They
are / wereI'm ~.

be動詞で自己紹介

「be動詞を活用した簡単な自己紹介をしてみましょう」

「主語+be動詞+名詞」の形で、主語が「何か」をイコールでつなぐことができ、単語を自分の立場に置き換えるだけで自己紹介の文章が出来ます。
つくった英文は何度も音読して、自然に口から出せるようにしておきましょう。

My name is Yuki.
私の名前はユキ。

I’m 20 years old.
私は20歳です。

I’m from Hiroshima.
私は広島出身だよ。

次に自分の職業を紹介してみましょう。名詞の部分を自分の職業に入れ替えると出来上がりです。

I am a student.
ぼくは学生です。

最後に自分の専攻を紹介してみましょう。名詞の部分を自分の専門を入れ替えると出来上がりです。

My major is engineering.
僕の専門は工学です。

職業意味専攻意味
high school student高校生businessビジネス
engineer技術者mathematics数学
office worker主に内勤の会社員philosophy哲学
web designerWebデザイナーeconomics経済
mechanic整備士law法律
factory woker工場労働者psychology心理学
driverドライバーhumanities人文科
accountant会計士agriculture農業
cashierレジ係architecture建築学

be動詞に関するよくある質問&解答

「be動詞」の単元で不明点があればこちらから

PM English School では、Lineやメールなどで英語への回答を全て無料で行っています。以下にQ&A集と質問方法をリンクしていますので、be動詞に関してわからないところがあるかたはQ&A集を参考にしてください。また、不明点があったり、質問をしたい方はご連絡ください。

中学生の英語テスト対策!!

定期テスト前になってテスト学習が出来ていない経験は多くの方がしてきたでしょう。また、現在学生の方も経験があるのではないでしょうか。今回は定期テスト前になってテスト対策が出来ていない方におすすめするテスト対策をお教えします。定期テストが近づいてくると学校の授業中に小テストなり、配布プリントがあると思います。それを上手に活用しましょう。そもそも学校で定期テストをする目的は学校で習ったことをしっかりと覚えているかの確認になります。もちろんそれが進学や就職に繋がる成績にもなるのでとても大切な行事だと言えます。その中で学校で行われる小テストは学校の先生が重要で覚えてほしい、理解して欲しいポイントを詰め込んで作っていることが多いのです。なので定期テスト前になってテスト対策が出来ていないのであれば配布プリントや小テストを見返して学習しましょう。ここで問題なのが学校で配られたプリントをただ見るだけでは意味がほとんどありません。間違ったところはどうして間違ったのか、プリントに書かれていることの何が重要で何が理解して欲しいポイントなのかを考えて学習してください。配られたプリントの内容がそのまま定期テストで出題するケースはほとんどありません。なので何を伝えたいのかが理解出来ていない場合はテストで点を取ることが難しいです。しっかり学校の先生がなにを伝えようとしているのか重要なポイントはなんなのかなどを考えて学習しましょう。そのうえでどうして間違えたのか、どのようにすれば間違えなかったのかなど同じミスを繰り返さないための対策をしてください。これだけでも定期テスト前にテスト対策が出来ていない方でもある程度の点を取ることが出来ます。

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