英語での雑談力を上げるために

英語での雑談力を上げるために

英語の会話で詰まらないようにするために_

英語で話す機会がある時に「なんて話しかけたらいいのかな?」もしくは「話題がすぐに尽きてしまってちょっと気まずい空気になる」とか会話の流れを作るのに迷っている人が多いのはよく耳にします。よくありがちな会話としては相手からずっと話題提供をしてもらって、こっちからは全然質問とかがありがちです。日本語でも同じだと思うのですが、コミュニケーションが上手じゃないと、「この人私にあんまり興味ないのかな?」って思われたり、あんまり友達ができなかったりします。コミュニケーション力はある程度日本語ではあるけど、ぱっと英語が思いつかないから会話が続かないというのはすごくもったいないので、このページでは英語で会話を続けるために使っている質問やテクニックを紹介します。

例えばビジネスの場のミーティングが始まる前のちょっとした時を有益な時間にできたり、同僚などと仲良くなるきっかけにできると思いますし、その他にもオンライン英会話をやっていたり、会社とか学校で英語を話す機会はあるけどどう会話を続けたらいいか悩んでいる方の参考になればと思います。
前提としてすごく大事なのが、会話を続ける目的で質問をする時に「Yes or No」で答えれる質問じゃなくて、5W1Hのような疑問詞を使って「Yes or No」以外の答えを聞いていく質問をするといいでしょう。

Did you like the meal? → How did you like the meal?
ご飯美味しかった? → ご飯どうだった?

Do you wanna go shopping? → What do you wanna do?
買い物行きたい? → 何したい?

このように質問することにより会話が「Yes or No」で途切れなくなり、その後に説明とか自分の意見を話すことに繋がるので、相手の答えの中からさらに会話を広げたりすることができます。

会話を自分から始める時

「鉄板フレーズから覚えよう」

一番メジャーなのは以下のフレーズが鉄板です。

Hi. How are you?
調子はどうですか? / お元気ですか?

初対面の人とかでも、以下のように一通りの挨拶をしてから How are you today? と言うこともできます。

Hi, nice to meet you. I’m Jiro.
初めまして。私はジロウです。

また、もうすでに仲のいい友達なら以下の表現でもいいでしょう。

What’s up?
最近どう?

What’s new?
最近どう?

What’s up?(最近どう?)って聞かれて普通の場合は Not much.(特に変わりないよ)で終わるのですが、これから会話を始めようかなという時には、

I’ve been busy lately.
最近忙しいんだよ

に対して「どうして忙しいの?」という感じで会話に入っていくこともできます。
また久しぶりに会う人とかですと、

How have you been?
元気してた?

と聞くのもアリです。
How are you? というくだりであまり深い内容に入れそうだったら、

How was your weekend?
週末はどう過ごしたの?

How’s work?
お仕事どんな感じ?

という一般的な質問から入ればいいでしょう。
留学などの場合では相手と共通するようなことを聞いていき、相手の反応がポジティブならもっとぐいぐい「一緒に勉強しない?」など提案や質問をしていっちゃいましょう。

You’re in my history class, right?
歴史の授業一緒だよね?

Do you know what today’s assignment is?
今日の課題何か知ってる?

Would you like to study after lunch?
昼食後勉強しない?

例えば留学の時にクラスに一人でも友達(味方)がいるとすごく心強いです。
宿題を聞き逃したりとか、板書が早すぎて写しきれなかった時などに、

Did you get that?
今の分かった?

Can I take a quick look at your notes?
ちょっとノート見せてくれない?

などとお願いしていくと、その取り巻きなどとも友達になれたりします。

相手からの質問に答える時

「プラスアルファを答えるように心がけよう」

How are you? と言われたときの回答として I’m fine, thank you. And you? っていうのは実は使われていないので、とりあえず I’m good って答えておけば問題なく、聞いてくれたので聞き返すことも重要です。

I’m good. How are you?
まぁまぁだね あなたはどう?

また「Yes or No」で答えるような質問が来ても、「Yes or No」だけを答えるのではなくプラスアルファ付け加えてみると、会話は発展しやすくなります。

So do you like the city?
この町は気に入ってる?

Yes! Actually, I didn’t like living here at first, but now I love it.
うん!実は最初ここに住むのはあまり好きじゃなかったけど今はもう大好き

もし自分があまり話したくない内容だったら、他の会話に誘導しても大丈夫で、実は相手も同じようなことをしていますので、あまり触れられたくない内容なのかなってヒントを読み取れるようにするとさらにいいでしょう。
例えば両親のことについてあまり話したくない時とかは以下のようになります。

How often do you see your parents?
どのくらい頻度で両親に会ってる?

Actually, they kind of live far away, but I often visit my cousin in Tokyo.
実は結構遠くに住んでいて、でもよく東京の従妹には会いに行っています。

自分から話題を作る時

「無難な質問から徐々に話題を広げよう」

では、最後に一番ハードルの高い、だけど絶対に慣れたい「自分から話題を作る時」のお話です。
初対面ですと、

Where are you from?
出身はどこですか?

Where do you live?
どこに住んでるの?

What do you do?
ご職業は?

みたいなことを聞いてもいいのですが、いきなりプライベートな事を聞くのは気が引けるという人は、天候の話をするといいでしょう。
ネイティブはだれでも天候の話を良くしますので、最も無難です。

It’s a little cold for this time of year, right?
この時期にしてはちょっと寒すぎますよね?

It looks like It’s going to snow today.
今日はユキが降りそうですね

How’s the weather over there?
そっちの点kにはどうですか?

学生だったら以下のような質問もおすすめです。

What’s your major?
専攻はなんですか?

Do you know where you wanna work in the future?
将来どこで働きたいとかありますか?

だれにでも使えるのは以下のような質問です。

What do you do in your free time?
暇なときは何してるの?

What do you do for fun?
趣味はなに?

尚 Hobby も「趣味」と習ったと思いますが、結構努力とか知識が必要な濃い趣味の事を表すので、このような場合には一般的に使われません。
これらのような質問例以外にもスポーツだったりペットに関するようなことなどは誰に聞いても気分を害されるようなことはほとんどありません。
しかし、初対面な人だけでなく一般的にNGな話題と言うのもありその点は気を付けて下さい。
まずは宗教に関する話題です。そもそも日本人は宗教の話をほとんどしないのでそこまで心配する必要はないのですが、知識不足から相手を嫌な気持ちにさせてしまったり、そもそも海外でもあまりしないほうがいい話題の代表格です。
次にしないほうがいい話題というのが「政治」に関してです。
特にどの人を指示しているよとか共和党がいいとか民主党が良いとかは避けた方が良いでしょう。
さらに経済状況などお金の話や恋人がいるかどうか、個人の噂話などは日本語での会話同様に話さない方が良い話題となっています。

英検1級取得のbird先生による執筆
TOEIC®︎ Listening & Reading 公開テスト 990点、実用英語技能検定 1級、IELTS Overall Score 7.5 と英語に関して非常に造詣の深いbird先生による執筆記事です。現役の英会話講師でもあり、「TOEIC、IELTS、英会話」を専門に指導をされています。そのほかにも、海外旅行・旅(35ヶ国)、学部留学、海外インターンなどの経験もおありです。
英検1級取得のbird先生による執筆

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