英語は英語のまま理解を!
それができれ 基本的に英語は後ろから順に訳すことで、自然な日本語として理解できますが、リーディング能力を向上させるには英語を書かれている順番通りに理解しなければいけません。英語の語順で意味(内容)を理解できればテストでも大きな武器を手に入れたことになります。最初は難しいなと思われるかもしれないですが、慣れてくると “apple” “OK” のように自然と英語をそのまま理解できるようになりますので、英語を英語として理解できるようになるまで同じ文章を繰り返しリーディングするといいでしょう。
英英辞書を活用する
分からない英単語や英文を覚える際に英和辞書や和英辞書を引いた経験はみなさんありますね。もちろん英語を覚え始めた初期の頃であれば全く問題の無い行為です。ですが、ある程度英語を習得したら英和辞書や和英辞書を引く行為が英語能力向上を妨げる行為になってしまいます。いつまで経っても英語を英語として理解できずに、日本語に訳してからまた英語に戻すという変な癖になってしまいます。
そこでおすすめなのが英英辞典です。英英辞書と英和辞書や和英辞書とでどういった違いがあるのかご存じでしょうか? 英和辞書や和英辞書では英単語の意味を、そのまま説明している辞書になりまが、英英辞書では多くの例文や日常的に使えるフレーズが多く紹介されていますし、英語の定義を正しいニュアンスで書いてもあります。
英語を習得している方の多くは、英単語は英文の中から覚えるのがいいと言う方が多く、それは数多くの例文やフレーズに触れることで自然とどんな場面で使用する英単語なのかをイメージとして覚えれるからです。イメージも一緒に覚えることにより、単語の前後にある類語や応用の使い方も習得できるようになります。そうする事で自然と英語を英語として理解できるようになっていきます。
もちろん、英語初心者の方は、オーソドックスに英和辞書から使いだしてOKですが、英語中級者ぐらいからは英英辞書を活用しましょう。
英語学習において数は力なり
スラムダンクと言う漫画をご存じでしょうか?私が、中学生の時にはそれはもう~流行りました。安西先生に桜木、流川、ゴリ…という話はおいておいて、この漫画はバスケット無経験の主人公がインターハイで優勝するために奮闘する漫画です。その主人公がジャンプシュート合宿で1週間で2万本のシュート練習をすると言うシーンがあり、見事主人公がジャンプシュートが打てるようになると言う展開が、単行本の22巻(細かい!)でありました。
何が言いたいのかと言うと、リーディング能力強化の為には、とにかく数をこなすことが重要だと言うことです。最初は、辞書で調べなくてもある程度想像しながら読み進められるぐらいに簡単な英文をたくさん読み、その中に時折出てくる分からない英単語や構文、文法があっても、辞書で調べずに想像しながらどんどん読み進めといいです。
「分からないまま読み進めていいの?」と思われるかもしれないですが、知らない英単語や英文であっても、その前後の言葉から意味を想像しながら読みすすめる練習なのです。さらに、分からなかった単語や英文も何となく理解できるようになってきます。
1回だけでは全く意味を理解できなかった英文や英単語でも、何度も目にすればするほどにどんどん分かるようになってきます。数多くの英文や英単語に触れることで、英語の語順も自然と理解できるようになり、英語に慣れることもできますよ。
スラムダンクの主人公はシュート練習でしたが、同じように数多くの英語に触れることで英語能力の強化ができるものなのです。英語の勉強では、自分が「桜木 花道」、嫌な人は「流川 楓」だと思って、自分で自分のレベルを上げる努力を惜しまずに行っていきましょう。
音読でさらに効果アップ!
音読は、 英語を声に出して読む勉強法でスピーキングの練習法だと思っている方もいるとは思いますが、これがこれだけの役に立つということはありません。文章をじっくり読み込むことを心がけてリーディングすると、より高い学習効果が期待できます。
ここでの音読の目的は、スペルと音を繋げて音で覚えること、そして単語を自然と暗記すること、英語の音・リズム・文章構造をセットで体感することにあります。「ずっとリーディングの練習しているのになかなか伸びないな…」という人は、リーディングの練習に音読を組み合わせると効果がでるはずです。
- 大手英会話教室主任講師 Erika先生
- 英検準1級を取得し、大手英会話教室で8年お仕事をされているErika先生による記事です。大手英会話教室を退職後はフリーのライターとしてセブ島にて海外の魅力や情報配信や留学のお手伝いなどをされている英語が大好きな先生です。
メモリーツリーの英語活用法!!
勉強をするためにノート取ると言う方は大勢いると思います。幼少期の頃から学校で勉強をする時にはノートがセットになっている為でしょう。ですが、学校の授業でノートの取り方を習った人はいるでしょうか。人それぞれ工夫してノートにまとめているのが現状です。そこで勉強ができる人達に愛されてきたノート術を少し紹介します。有名なのがメモリーツリーと言われる手法です。これは共通または類似するキーワードや情報を線で結び付け、覚える為のノートのまとめ方です。まずは1つのキーワードを決めます。例えば英語で「success」成功を意味する英単語をキーワードにします。successの反対語のfailureも線で結んでしまいしょう。それと同じように類似語や関連語なども線で結んでツリーを成長させていくイメージです。successと言う単語だけ覚えるのでは無く、同じ意味を持つ英単語を同時に関連付けることで覚えるのがメモリーツリーの覚え方です。英語だけでは無く、歴史や国語などでも使える手法なのでどんどん活用しましょう。それと同時に活用して欲しいのが反復ノートです。同じく英語で説明します。ノートに縦の線を3本引いて一番右側に覚えたい英単語を書きます。真ん中は何も書かずに一番左側に英単語の意味を書いて下さい。英単語と英単語の意味は赤色かオレンジ色で書くのがおすすめです。後は復習の時に間違えたり答えられなかった英単語の真ん中の箇所に正の字を一本づつ書いて下さい。赤のシートで隠した時に何処が間違えているのか一目瞭然で分かるようになります。自分の苦手な英単語が目で見てすぐに分かるようになるので復習するときに効率よく勉強ができます。効率よく勉強ができるようになるため時間の節約にもなるので是非、メモリーツリーと反復ノートはセットで使うようにしましょう。
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