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治安について
「治安はどちらも良い」
まずは治安についてバンクーバーとトロントを比較していきましょう。
バンクーバーの治安
カナダは全体的に治安の良い国で、その中でもバンクーバーの治安はとても良いです。
但し、外国人が行くべきではないという地域があるのも確かです。
例えばHastingsStreetという場所はホームレスがたくさんいたりして、異様な雰囲気に包まれていますので私たち外国人としては用事が無い限り行かないほうがいいでしょう。
そもそもHastingsStreetに用事を作ることもしないほうが良いですね。
それ以外は基本的に治安が良いと思っていただいて問題ありません。
トロントの治安
トロントの治安も良いです。
なぜかと言うと、トロントは人種のモザイクって言われており、多種多様な文化が集まっており、言語も違えば育った環境が違った人もたくさんいます。
その中でお互いを尊重するという文化があります。もちろんバンクーバーにもあるのですが、トロントではそれを特に強調しています。
つまり違いを認め合うという文化が成熟しているため治安が良いのです。
ですので、留学生としてトロントに行くと外国でもこんなに住みやすいのかと驚く方は多いでしょう。
日本人が多いか少ないか
「比率はあまり変わらないが人口が多いトロントの方が少なく感じる」
次に日本人が多いか少ないかについてバンクーバーとトロントを比較していきましょう。
バンクーバー
バンクーバーは日本人が非常に多いです。
日本からバンクーバーはは9時間程度で行けて直行便があり、もともとカナダ留学といえばバンクーバーが最初に人気になったのも大きな理由かなと思います。
さらに今では日本人コミュニティがあり、基本的にバンクーバーの街はアジア人を受け入れているという安心感があります。
ですので、語学学校には多くの日本人留学生が常に在籍しているため、英語を学ぶためには現地ではあえて日本人を避けるとか現地の人と友達になるという行動が必要になるでしょう。
トロント
トロントはバンクーバーと比較すると日本人は少ないです。
というのもバンクーバーの人口が約64万人でトロントは260万人と約4倍の人口があるのでアジア人比率というのはさほど変わらないのですが、そもそも人口が多いので目立ちにくいという印象です。
語学学校もバンクーバーの語学学校と比べると日本人は少ないのですが、下のクラスになると日本人比率が上がってしまうので、少しでも勉強して中級以上のレベルのクラスに入れるようにして下さい。
物価
「物価は両方高い!」
物価に関してはバンクーバーもトロントも高いです。
両方ともカナダを代表するような大都市なので、どうしても物価が高くなっています。
カナダには物価に影響する税金が大きく分けて3つあります。
GST
連邦売上税
PST
州売上税
HST
Harmonized(GST+PST)
ここでは詳しく解説はしませんが、バンクーバーもトロントもこのHSTと呼ばれる日本の消費税のようなものがかかってきて、バンクーバーで12%、トロントで13%になります。
ただ、食料やトイレットペーパーのような生活必需品には州税はかかってこなくGSTの5%だけだったりします。
そのため、自炊などをして生活を真面目にしているとさほど物価が高いなとは思わないのですが、遊びに行くようになるとじわじわ財布のひもが気になりだします。
例えば外食はものすごく高く感じます。
その理由は税金だけで12%と13%がかかる上に10%-20%のチップが支払いに乗ってきますので、最後のお会計をする時に最初と思ってたよりも25%-30%ぐらい高くなってしまいます。
休みの日に何ができるか
「どちらも自然も豊かだし楽しめる場所がある」
休みの日に何ができるかをそれぞれ比較していきます。
バンクーバーの休日
バンクーバーの周りには自然が多く海に囲まれているので、休日はビーチに行ったりスタンレーパークというものすごい大きな公園にピクニックに行ったりできます。
※スタンレーパークの夜はホームレスのたまり場になるので夜は行かないでおきましょう。
その他にもウォーターフロントという絶景の散歩スポットなどもありかなりリフレッシュはできます。
次に旅行したいとか日帰りで行きたいという場所を2つ紹介します。
2つの代表的な場所はウィスラーとビクトリアです。
ウィスラーは冬季オリンピックがやってたところでもあり、スキーやスノーボードはもちろん、これらをしない人でもものすごい絶景が見れますので、カナダ人もバケーションで行く人が多い場所です。
ビクトリアはバンクーバーアイランドにあり、フェリーで約90分で行けます。
とにかくお花が多い街で建物もヨーロッパ調ですのでかなりリラックスできます。
ここでのアフタヌーンティーなんかは最高です。
トロントの休日
トロントは人種のモザイクと呼ばれているので多種多様な文化の人がいて、それに対応するためにいろんなレストランがたくさんあり、いろんな国の料理が味わえます。
その他には博物館とか美術館があったり、結構イベント・フェスが開催されているので有名なアーティストなんかもよく来ます。
バスケ、野球、アイスホッケーも盛んで自分でスポーツをするのも良いですし、観戦に行くのも面白いですね。
外せないのがナイアガラの滝です。
車で約2時間の場所にあり、船での滝くぐりなんかはぜひ一度体験してみてほしいアクティビティとなっています。
プチ旅行としては、ニューヨークとモントリオールがお勧めです。
ニューヨークへは車で7時間程度、飛行機で1時間程度で行けますので、タイムズスクエアとか是非一度は行ってください。
モントリオールにはケベックという場所があって、英語とフランス語が混在していて、町並みや料理もフランス基調の奥ゆかしいトロントとは少し違ったカナダを味わえます。
- 英米文学大好き ヒナ先生による執筆
- 2018年に英米文学学部[大学]を卒業され、在学中に1年間カナダを留学されたヒナ先生。大学では翻訳や通訳実践及びイギリス政治・文学の講義などを受講され、また留学を通し韓国の文化・歴史だけでなく、留学先で出会った様々な国の方々とも交流をされておりました。
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