【英語初心者必見】英語学習を始めたらまずやること3ステップ

英語初心者の英語勉強法

英語初心者がやるべき勉強の手順を徹底解剖!!

「英語の勉強したいけど、何から始めたらいいんだろう・・・」このような疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?こちらの記事では、英語学習を始めたらまずやることを3ステップでまとめてみました。これから英語学習を始めようと考えている方の参考になれば幸いです。

英語をゼロから学び始めたとして、問題なく会話ができるようになるまで”3000時間”を要すると言われています。社会人の方であれば、義務教育、また、高校や大学で英語学習をした時間によって1000時間程度はすでに勉強していると考えられますね。そのため、残りの2000時間を勉強すれば英語を話せることになりますが、みなさんはどのように思われるでしょうか?実際は、その勉強方法によって必要時間は変わってくるはずです。リスニングのトレーニングばかり、または、単語の暗記ばかりをしているなど、学習方法によっては偏った英語力がつくこともありますまた、「語学学習に終わりはない」と言われることもあり、目的によっても英語習得に必要な時間は変わってくるでしょう。そういった中でも英語学習を始めたばかり、これから始める方に向けて、英語学習で最初にやるべき3ステップを次に紹介していきます。

 英語習得の目安は3000時間

英語初心者のステップ①基本文法を学ぶ

英文法=英語のルール!守って楽しく勉強しましょう。

英語初心者の方にまず取り組んでいただきたいのが「基本文法」を学ぶことです。 ここで学ぶべき基本文法は、中学校で学ぶべき文法のことを指します。英語初心者といっても学校教育で英語のベースがある可能性もありますが、英語から長らく離れていた方や英語を苦手としていた方などは、このステップから始めることをおすすめします。

英文法 grammar

こちらのステップでおススメの学習法は、中学英語を学べる参考書を使うことです。 ちなみに、私はこちらの参考書で中学英語からやり直しをしました。

私自身英語のやり直しを決めた時には、Be動詞もあやふやなレベルでしたが、「改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」を何度も復習することによって、基本的な文法などを身につけることができました。 こちらの本では、文法のみならず、英語に必要な4技能を基礎から身につけることができます。 また、解説やレイアウトもわかりやすく、英語学習を始めたばかりの方にとっても理解しやすくなっています。 紹介した本に関わらず、基本的な内容の文法書や英語の基礎を総合的に学べる参考書があれば、そちらを使用するのも良いでしょう。 どの参考書を使うにしても、その一冊を理解するために何周も繰り返すように取り組みましょう。

英語初心者のステップ②基本英単語1000語

語彙量を増やすことは英語初心者脱出の必須勉強法!

基本的な英文法を学ぶのと同じように取り組んでいただきたいのが「基本英単語1000語の暗記」です。こちらで言及する基本単語とは、「ステップ①」で紹介した基本文法と同様、中学で学ぶレベルの単語のことです。

英単語の勉強

一般的に、日常英会話の85%、ライティングの75%が約1000の英単語から成り立っているといわれています。言い換えると、英単語1000語をマスターしておくと、日常で使う英語の8割程度が理解できるということになります。もちろん、英語を使用する場面によって英単語の難易度は違いますが、英語初心者の方は、まず重要となる1000語を覚えるところから始めましょう。英単語を覚えるためには様々な方法がありますが、基礎知識の少ない初心者の方は、中学生向けの英単語帳を使うことをおすすめします。

こちらの単語帳は、高校入試向けの英単語帳ですが、収録されている1800語を覚えるだけでも基礎英単語力を身につけることができます。また、大学入試向けになりますが、「ターゲット1900」という単語帳もあり、そちらもおすすめです。私は、学校で学んだ英単語をある程度覚えていたこともあり、英語を改めて勉強し直す時には「ターゲット1900」を利用しました。紹介した2つの単語帳、また他の単語帳の多くでは、重要な単語順に掲載されていることが多く、その収録されている単語を覚えるだけでも英単語力を実用的なレベルまで上げることができるでしょう。今回は、英語初心者の方が始めにすべきこととして紹介しているため、まずは暗記をおすすめしていますが、英語力をつけるとともに、ライティングやスピーキングといったアウトプットの機会を持つこともおすすめします。

このほかにも PM English school では、NGSL-Spokenという基礎的な日常英会話の92%以上をカバーできる英単語のリスニング動画を配信しています。NGSL-Spokenに出てくる英単語は覚えていないと英語で何もできないというレベルの物ばかりですので、こちらから勉強するのもおススメです。

英語初心者のステップ③シャドーイング

英語のシャドーイングで英語の脳を作ろう!

英語初心者の方に紹介する学習ステップの3つ目が「シャドーイング」です。シャドーイングとは、聴こえてきた音声の跡を追うように音声をまねして発するというトレーニングです。通訳の方なども取り入れているトレーニング方法であり、英語の発音に慣れたり、リスニング力を向上させたりする効果があります。初心者の方には難しい”英語の抑揚やリズム”にも慣れることができるトレーニングとしておススメです。

英語のシャドーイングの勉強

シャドーイングに関しては、参考書や紹介本もあるかもしれませんが、現代では無料の音声コンテンツも多くあるため、無料のものを使うのでも良いかと思われます。特に、Youtubeではシャドーイングの教材を簡単に見つけられるだけでなく、音声スピードを上げ下げすることができるため、自分のレベルに合わせてシャドーイングの難易度を変えることができます。難しいと感じた場合は、0.75倍速など、少しスピードを遅くした状態から始めてみましょう。

英語の試験を受検してみる

英語の試験を受けて自分の立ち位置や成果を確認しましょう!

ステップ3まで紹介しましたが、時間をかけて継続して行うと、英語力がついてきたと感じられるはずです。英語力の向上を実感した後には、英語の試験を受検してみるのもいいかもしれません。

英語の試験

そこでおすすめしたいのが、「TOEIC」または「英検」です。TOEICは、スコア制で990点が最高得点、英検は、7つの級が設けられており、それぞれの試験で英語力の現在地を知ることができます。TOEICは、リスニング&リーディング、または、スピーキング&ライティングに分かれており、どちらも受検することで英語の4技能を測定することが可能です。英検では、5級から始まり、いずれの級でも4技能を測定することができます。受検のタイプや結果の出方はそれぞれ違いますが、英語力を測るには試験を受けるのが最適です。どちらの試験を受けるにしても、結果としてスコアや合否が示されます。その結果は現状把握として、弱点を知るためなど最大限利用しましょう。

英会話にチャレンジ

英会話こそが最善の勉強方法!オンライン英会話も選択肢の一つ?

英語を勉強する方にとって目的は様々だと思われますが、多くの理由の1つとして「英語で会話がしたい」が含まれるのではないでしょうか?英語で会話をするには、アウトプット、実際に英会話をすることが近道です。英語初心者の場合は、なかなか英語で会話を続けることが難しいと思われますが、今回紹介したステップで英語力を積むと、少なからず英語の基礎はできてくるはずです。

英会話

始めは何から話していいのかわからないかもしれませんが、取りかかりやすい「オンライン英会話」などを利用すると会話の方向性を講師が示してくれる場合も多いです。オンライン英会話を運営するサイトによっては、初心者の方向けのものも存在するため、始めから英語のみの会話が不安な方でも安心して利用できます。暗記した単語を”使える単語”にするために、ぜひ会話の中で覚えた単語を使う練習をしてみましょう。また、英会話は、言語交換といった場でも可能です。言語交換は、ウェブサイトやオフラインでの集まりを定期的にしている場合もあるので、一度気になる方は調べてみてください。

最後に

何より楽しむこと、英語を使えたら?外国の友達ができたら?世界は広がります。

こちらの記事では、英語学習初心者の方に向けて、始めにやるべきことを3ステップに分けて紹介しました。紹介したステップを踏むことによって、初心者からより高いレベルに英語力を上げることができるはずです。また、英語は効率的に勉強することも重要ですが、継続するということが最も大事です。今回の記事が、英語のベースを作るため、そしてその後の英語学習を楽しく進められるための参考になれば幸いです。

英語を勉強して楽しもう
元高校英語教師のYumi先生
語学の勉強が大好きな元高校英語教師のYumi先生による執筆です。英検やTOEICだけでなく、DELEスペイン語検定C1など様々な語学試験を取得されています。現在は育児と仕事を両立するために、地元の個別指導塾の英語の先生をやられています。
元高校英語教師のYumi先生

オンライン英会話で上達するために必要な事は?_

「受講する目的を明確にする」「予習する」「復習する」「普段の学習で気になる箇所をメモして、レッスンのネタにする」「先生にも話を振る」「複数の先生のレッスンを受ける」「自分でも勉強する」が挙げられます。ぜひ意識してオンライン英会話で勉強して下さい。

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