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英語のライティング力がアップすることのメリット
ライティングができるようになるとどうなる?
英語のライティング力がアップすると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。大まかに、以下の3つが挙げられます。
・英語の試験で高得点をとることができる
・ビジネスの場面で高評価を得られる
・英語のスピーキング力がアップする
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
英語の試験で高得点をとることができる
TOEICや英検では英語のライティングが必要となります。
英語のライティング力が高まれば、高得点をとることが可能になります。そうすると、希望の職に就くことができたり給料がアップしたりすることも職場によってはあるでしょう。
ビジネスの場面で高評価を得られる
英語を使うビジネスの場面では、英語でメールを書いたり英語でチャットをしたりするでしょう。その際にあなたのライティングスキルが高ければ、職場で高い評価を得られます。
英語のスピーキング力がアップする
英語のライティング力とスピーキング力は関係ないように思えますが、実は深い関わりがあります。
英語のライティングもスピーキングも、自分で英語の文章を作り出す作業です。そのため、英語で自分の言いたいことを書くことができるようになれば、それを英語で話せるようになるからです。
英語のライティングでスピーキング能力もアップするなんて、一石二鳥ですね。
英語のライティング力をアップさせるための勉強法とコツ4選
4つのコツを抑えて効率よくライティングの勉強をしましょう
英語のライティング力をアップさせることのメリットについて理解したところで、効果的な勉強法とコツについてご紹介します。
勉強法①「読む」ことで正しい英文を仕入れる
英語のライティング力をアップさせるには、たくさんの英文のインプットが必要です。ライティングに限りませんが、大量のインプットがあってやっとアウトプットができるようになるからです。
ではなぜ読むことがおすすめかというと、たくさんの「正しい」英語に触れることができるからです。読む本や記事を選ぶときは、自分が書きたいものに関するものを選ぶことがコツです。
ビジネス文書作成のスキルが必要であれば、ビジネス文書を選んでください。特定の分野に関することであれば、その分野について書かれたものを読むようにしてくださいね。
勉強法② お手本の文章を自分で手書きする
読書や記事を読んで、自分が書いてみたい文章を見つけましょう。お手本の文章が見つかったら、その文章を何度も繰り返しくことが大切です。そうすることで、その文章のリズムや使われている単語などを自分の頭にたたき込むことができるからです。
ここでのコツは、ノートに「手書き」をするということです。なぜならパソコンで文章を入力するより自分の手を使って文章を書く方が、脳への定着率が高くなると言われているからです。
勉強法③ お手本の文章を音読する
お手本の文章を書いたら、それを何度も音読してください。実際に口に出すことで脳への定着率が高まると言われていますし、何より英語のリズムを身につけることができるからです。
勉強法④ 英語で日記を書く
英語ライティングを上達させるコツは、「毎日少しずつでも続けること」です。そのために、毎日日記をつけることがおすすめです。朝から晩までのルーティーンについてでもいいですし、その日に印象に残った出来事やそれに対して自分がどう思ったかを書いてみましょう。書いていく中で、「これは英語でどうやって言うんだろう?」ということがたくさん出てくると思います。そんな時は、Webで検索してみてください。いくつか検索結果が出てきますが、その時には必ず英語ネイティブの文章を参考にしましょう。
英語の文章を書いているときに、「この英文は正しいのかな?」と思うことが出てくると思います。その時は、その文章をWeb検索してみましょう。もしその文章が使われている記事が検索でヒットすれば、その表現は自然だということがわかりますし、もし検索でヒットしなければ、実際には使われていない表現だということがわかります。
ライティングに使える基本表現
トピックセンテンス(1文目)以外で使う表現になります。これらを覚えておくだけで理論的な文のライティングに一歩近づけるので是非覚えて下さい。
用法 | 意味 | 英語 |
---|---|---|
強調 | とりわけ・特に | Above all |
Chiefly | ||
Especially | ||
In particular | ||
もちろん・絶対に | Certainly | |
Undoubtedly | ||
Absolutely | ||
実は | Actually | |
As a matter of fact | ||
逆接 | しかしながら | However |
Nevertheless | ||
~にも関わらず | In spite of | |
Despite the fact that | ||
~だけれども | Even though | |
Although | ||
Though | ||
一般論を述べる | 一般的に・全体的に (~である) | Generally speaking |
On the whole | ||
It is generally said that | ||
It is largely recognized that |
英語ネイティブに添削してもらおう
ネイティブだからこそ指摘できる英語の癖をしろう
自分が英語で書いたものは日記でもビジネス文書でも、最終的に「必ず」英語ネイティブにチェックしてもらいましょう。なぜなら、自分で作った文章は英語ネイティブから見たら不自然な英語になっていることが多いからです。日本語をそのまま英語に訳した文章はどうしても不自然な文になってしまいます。
しかも、もし自分で書いた英文が間違っていた場合、添削をしてもらわないとどこが間違っているかがわからないままになってしまいます。すると、その文章を自分で正しいと思い込んで使い続けてしまうことになります。
普段の英語ネイティブとの会話では、会話を楽しくテンポよく進めるために間違いを指摘されることがあまり無いと思います。そのため、ずっと間違った文章を使い続けることを避けるために英語ネイティブに必ずチェックをしてもらいましょう。
英語ネイティブに文章を添削してもらう方法
ネイティブに添削してもらう方法を3つ紹介します
英語ネイティブに自分の文章を添削してもらいたいけれど、知り合いに英語ネイティブがいない。いても英文の添削を頻繁にお願いするのはちょっと…ということもありますよね。その場合は、「オンライン英語講師」や「英語の添削サービス」などを通して添削の依頼をすると良いでしょう。その際は、AIによる添削ではなく必ず「人間」に添削してもらうようにしてください。なぜならAIによる添削ですと、文法的には正しくても不自然な表現になってしまうことが多いからです。
オンライン英会話の講師に添削してもらう
実は、英文の添削をオンライン英会話の講師にお願いすることもできます。
オンライン英会話というと、スピーキングのためだけのものだと思われますが、実はスピーキングだけでなく、英語のライティングのスキルアップにも役立ちます。
オンライン英会話スクールによりますが、講師に日記などの文章の添削をお願いすれば自然な文章に直してくれます。ぜひ試してみてくださいね。
英文添削サービスを利用する
オンライン英会話ではスピーキングに集中したいという方には、オンラインの英文添削サービスをおすすめします。
IDIY(アイディー)という有料の英文添削サービスがあるのですが、簡単な日記からビジネス文書まで添削を依頼することができます。それぞれ料金が違うのですが、一番安いもので1 回166円から依頼できます。
添削をしてくれる講師を選ぶことができるのが嬉しいポイントで、「英語ネイティブ」「日本人」のどちらかを選択すると、講師のプロフィール一覧が出てくるのでその中から好きな講師を選ぶことができます。
単語の間違いのチェック
単語の間違いのチェックは自分でもできます。自分が書いた文章をWordに貼り付けたり「Grammarly(グラマリー)」という英文チェックのサービスを使えば、自分で簡単に間違いをチェックすることができます。
英語の文章のチェックは、AIではなく「人間」にしてもらってくださいと先にお伝えしました。しかし、単語のスペリングミスなどに関してはAIによる添削でも問題ありませんので、ぜひ使ってみてください。
自分だけのテキストを作成する_
英語ネイティブスピーカーにお願いして添削してもらった文章は、全てストックしてノートを作りましょう。
あなただけのオリジナルテキストが出来上がりますので、その中のフレーズをどんどん使うようにしてください。何度も書いたり読んだりすることがコツです。そうすることによって、その文章を自分のものにしてしまいましょう。何度も繰り返し使うことによって、どんどん自分の記憶に定着していきます。
毎日少しでも続けることが大切
英語スキルの上昇には継続が最も重要
ライティング以外のスキルも同様ですが、英語のライティング力をアップさせるためには、コツコツと練習をすることが大切です。一日5分でも10分でもいいので、どこかで時間を作って練習しましょう。例えば、寝る前にその日にあったことを2、3文でいいので書くのもいいですね。英文を書くことを毎日のルーティーンにしてしまうのがおすすめです。最初はなかなか思ったように書けないかもしれませんが、慣れればだんだん簡単になってきますので、あきらめずに続けてくださいね。
- アメリカ在住 QQQ先生による執筆
- 米国大学に4年間留学し、現在は研究職に就いているQQQ先生の執筆記事です。大学では航空工学専攻して理系全般のことをすべて英語で学んだ経験から、学術英語などに造詣の深い方です。趣味は筋トレで「大学時代に筋トレを始めて5年以上継続中。週に5日は最低行きます。」という筋トレ好きでもあります。
英単語を効率的に覚えるには?!!
新しく覚えた英単語を記憶に定着させるためには、すでに知っている英語との「関係性」を認識することが大切です。 普段の英語学習では、 「英辞典」「英語の類語辞典」も活用することによって、単語の理解が深まり、語彙力が広がり、英語で考える習慣が身につきます。
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