英文法:一般動詞[General verb]に関する Q&A
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英文法:一般動詞[General verb]に関する Q&A

動詞[General verb]とは?_

動詞[Verb]とは、動作を表す言葉で、その代表的な単語として go(行く)come(来る)eat(食べる)get(得る)have(持つ)などがあります。また、英語の動詞は大きく分けて「be動詞」と「一般動詞」の2種類に分かれます。
ここでは、これら一般動詞に関する英文法のよくある質問をQ&Aとしてまとめましたので、一般動詞への理解を深めるためにご覧ください。

Q&A

一般動詞って何ですか?

一般動詞は「動作や思考」を表します。

I drink coffee every morning!
私はコーヒーを毎朝飲んでる。

I love coffee too!
私もコーヒー大好き!

そして、疑問分にする場合は、文頭に「Do / Does」をつけて表現します。

Do you drink coffee?
コーヒー飲みますか?

Does he drink coffee?
彼はコーヒー飲みますか?

文法的にはあまりよくはありませんが日常英会話ではよく使う疑問文もご紹介します。これはとても単純で肯定文の語尾を上げればOKです。

You drink coffee?
コーヒー飲みますか?

He drinks coffee?
彼はコーヒー飲みますか?

一般動詞の三単現のSの形の条件を教えて下さい。

「I と You 以外のひとり・ひとつ」が主語の場合、 動詞の語尾が変化します。
ほとんどの場合語尾にsが付くだけなのですが、特殊なパターンが3つあり注意が必要です。
1.haveはhasに変化します。「haveだけ特別」と覚えておきましょう。

2.「-ch、-s、-sh、-x、-o」で終わる動詞は3人称単数現在で語尾に「es」をつけます。

teachteaches教える
passpasses通る
finishfinishes終わる
fixfixes修理する
gogoes行く

3.「子音字+y」で終わる動詞は3人称単数現在で語尾の「y」を「ies」にします。
 ※ 子音字とは aiueo以外の文字のことです。

studystudies勉強する
trytries試す
carrycarries運ぶ

4.「母音字(aiueo)+y」で終わる動詞は語尾に「s」をつけるだけです。

buybuys買う
saysays言う

一般動詞の否定文の作り方を教えて下さい。

「主語+do not+動詞~?」
省略形の don’t を使う場合がほとんどです。省略をしない do not は否定を強調する場合に使われる事が多いです。

I don’t have a phone.
ぼくは電話を持ってない。

「主語+does not+動詞 ~?」
主語が三人称単数の場合は does not またはdoesn’tをつけます。
三人称単数の場合、 動詞にSがつくルールがありました。 doesn’tのあとは動詞が原形(もとの形)に戻る点に注意が必要です。

He doesn’t eat sushi.
彼はすしを食べない。

She doesn’t like sushi.
彼女はすしが好きではない。

一般動詞の過去形の肯定文を教えて下さい。

日本語で過去の話をする時は 「する」 を 「した」に変えるだけですね。
英語でも動詞の形を少し変えるだけで過去をあらわすことができます。
また、三人称単数は過去形では「-s」がつくなどの特殊な変化はありません。
過去形の変化についてはいくつかパターンがあるので後でまとめてあります。

「主語+他動詞(過去形)+目的語」主語がどうしたかをあらわします。
He played tennis.
彼はテニスをした。

「主語+他動詞(過去形)+目的語」主語が何をどうしたかをあらわします
I had a good time.
よい時間をすごした。

「I had ○○.」は「受けたもの 過ごしたもの」を伝えられる便利な言い方です。
∟ I had a nice trip. (良い旅行だった)
∟ I had a massage. (マッ サージをうけた)
∟ I had a lesson. (授業を受けた)
動詞と相性の良い目的語は「have コロケーション」「have 使い方」などでgoogle検索すると大量に候補が出てきます。

次に動詞の語尾の変化について紹介します。
たいていは語尾に-edがつくだけですが、例外が4パターンあります。
1.eで終わっている動詞はdを付けるだけ

likeliked好む
useused使う

2.「子音字+y」で終わる動詞は語尾のyをiedにする
※ 母音字(aiueo) +yは-edをつけるだけ
例) play → played

studystudied勉強する
trytried試す

3.「短母音+子音で終わる」かつ「その短母音に アクセントがある」 場合、 語尾の1文字を重ねる
※ 短母音=短く読む母音
※ visit(訪問する) はアクセントが前にあるため、 重ねずにedをつけるだけです。→ visited
※ rain (雨が降る) のような二重母音+子音も、 重ねずにedをつけるだけ。→ rained

stopstoppedやめる
dropdropped落ちる

4.不規則に変化するもの
4のように不規則な変化をするものがあります。基本的にはまとめて覚えるよりも不規則な変化を見かけるたびに覚えていくのがおすすめです。

gowent行く
seesaw見る

一般動詞の過去形の否定文を教えて下さい。

現在形の時のように三人称単数の do/does のような使い分けは なく、使うのは did だけです。
また didn’t のあとは動詞が原形に戻る点に注意が必要です。

「主語+did not / didn’t+他動詞+目的語」
一般動詞の前に did not / didn’t をおきます。
He didn’t play tennis.
彼はテニスをしなかった。

「主語+did not / didn’t+他動詞+目的語」
一般動詞の前に did not / didn’t をおきます。
I didn’t know that.
知らなかった。

中学1年生です。
一般動詞の過去形を勉強中で、覚えておいた方が良い不規則変化動詞を教えて下さい。

動詞の過去形の不規則変化の代表的なものをいくつか集めました。 他にもまだあります。

現在形過去形意味
putput置く
cutcut切る
bringbrought持ってくる
thinkthought考える
taketook持って行く
havehad持つ
standstood立つ
sitSat座る
understandunderstood理解する
getgot得る
saysaid言う
makemadeつくる
eatate食べる
buybought売る
buybought買う
readread読む
hearheard聞く
teachtaught教える
telltold伝える

句動詞って何ですか?
また、勉強方法を教えて下さい。

句動詞とは、動詞1つに1~2つの単語がセットになり、1つのカタマリで特別な意味を成す慣用表現です。
既存の動詞に1~2つの単語が加わると、その動詞は本来とは違った新しい表現ができるようになります。新しい表現といっても完全に変わってしまうのではなく、動詞単独で使われていた意味と関係している場合もあります。
例文を見てみましょう。

She picked up the pencil.
彼女は鉛筆を拾った

He picked out the reddest apple.
彼はいちばん赤いりんごを選び出した

pick 誰もが知っているような基礎的な動詞の一つです。上記の例文のように up と out を加えても、本来 pick が持っている基本的な意味の「つまみ出す」「選ぶ」などの意味を含んだままです。
次に、動詞 pass を使った例文も見ていきましょう。

My aunt passed away.
叔母は亡くなりました

Tom passed out.
トムは気を失った

pass away の意味は、次のように考えればそれほど難しくありません。

pass away → go away → die

しかし、pass out に関しては、pass が持つ本来の意味から想像するのは難しいですね。つまり、pass away は、句動詞として新たに覚えなければなりません。
このように、句動詞を学習し、語彙量を増やしていくためには3つの考え方で学習していくことをお勧めします。

分類A:pick up → 少しの知識と想像力で句動詞の意味が分かる
分類B:pass away → 句動詞を理解するには、より多くの知識と想像力が必要
分類C:pass out → 独立した語彙として新たな暗記が必要

最後にCに分類される句動詞 hang out を使った例文を紹介します。hang の基本的な意味は「吊るす」ですが、out を加えることにより全く異なった意味として使われています。このように訳すためにはどれだけ動詞を覚えていても、どれだけ前置詞のニュアンスを覚えても、なかなか本来の意味にたどり着くのが難しいです。

I like to hang out with Yuki and her friends.
私はユキや彼女の友達とつるむのが好きだ

単語の暗記がすごく苦手で、動詞には前置詞とか不定詞、-ing 等がつきますが、何かパターンとか関連性はありますか?

英語を学んでいくうち、意味と文法のパターンにある程度の関連性があることに気づくでしょう、
具体的な例をあげます。
「好き・嫌い」を表す動詞の後には別の動詞の -ing 形が続くことが多いです。

I like studying English.
私は英語を勉強するのが好きだ

He enjoyed playing tennis yesterday.
彼は昨日テニスをして楽しんだ

Yuki dislikes watching horror movies on television.
ユキはテレビでホラー映画を観るのが嫌いだ

Some people really hate getting up early in the morning.
朝早く起きるのが本当に嫌な人もいる

その他に – ing を伴いやすいのは以下を覚えておくといいでしょう。

・「説得する」に関係のある動詞
・「思いとどまらせる」に関係のある動詞
・「続ける」に関係のある動詞
・「やめる」に関係のある動詞

また、以下の動詞は、at をよく伴う伝達動詞で、この場合の at は「一点を狙う、瞬間的原因」という意味で使われています。

・cry at it「そのことで泣く」
・sigh at it「そのことでため息をつく」
・laugh at her「彼女を笑う」
・smile at him 「彼に微笑みかける」
・frown at them「彼らに眉をひそめる」

ここで紹介した以外にもある程度のパターンは存在します。そういったことも念頭に置きながら、英語学習をしていくといいでしょう。

句動詞の勉強中です。
「The dog jumped out into the road.(犬は道路に飛び出した)」
「The answer jumped out at me.(答えがパッと閃いた)」
の例文があり、jump out のそのままと意味と比喩表現などどの範囲まで使いまわせるかを理解するのがすごく難しいです。
何か指針のようなアドバイスはありますか?

多くの英語学習者が持つ問題点の一つですね。
おっしゃる通り、句動詞を完全に使いこなせるようになるには、文字通りの意味と比喩的な意味を理解する必要があります。
しかも、どちらかに完全によった意味合いではなく、中間に位置するようなグレーゾーンにある表現方法も使いこなせるようにならないといけません。
これらのことから、句動詞には文字通りの意味から比喩的に用いられる意味の間で、変動可能な範囲があると言えます。

[句動詞]
文字通りの意味 ↔ グレーゾーン ↔ 比喩的な意味

では例文をみていきましょう。

A: Please add up the numbers.
数字を合計して下さい。

B: The figures don’t add up.
計算があわない

C: These facts don’t add up.
これらの事実はつじつまが合わない

3つの例文のCを初見で理解できる人はあまりいないはずです。ですが、A→B→Cの順に add up に注視していくと、何となくなるほどねとなるはずです。これは、「add up(合計する)」という本来の意味をCに進むにつれて、比喩的に意味を拡張しただけなのです。
でももう一例みていきましょう。

A: I agree with Yuki.
私はユキに同意する

B: Pork does not agree with me.
豚肉は私の好みに合わない

このBの例文も初見で理解できる人はあまりいないはずです。ですが、A→Bの順に agree with に注視していくと、何となくわかる方もいるかと思います。これは、「agree with(同意する)」という本来の意味を先ほどよりも大きく拡張したニュアンスとなります。
英語学習者は、このように本来の意味を知り、そこから拡張した比喩表現の動きを想像しながら勉強することは句動詞をマスターするために非常に重要となります。

上の質問をさせて頂いた者です。
すごくわかりやすい説明をありがとうございました。
より分かりやすくご説明頂けるとしたら、具体例を踏まえて教えて貰えますか?

前述した通り、句動詞というのは「文字通り→グレーゾーン→比喩表現」と幅広く考えていく必要があり、この考え方は語学学習において非常に役立ちます。
また、グレーゾーンが年月が経つにつれて文字通りに分類されるようになることさえあります。
では、具体例をあげるためによく使う動詞の go, come 二つの動詞を基に考えていきます。

分類A:文字通り
go ahead:行く
go around:行く、(避けて)行く
分類B:グレーゾーン
go around:行きわたる
go back:また~する
分類C:比喩表現
go against:逆らう
go ahead:どうぞ

では例文をみていきましょう。

A: Go ahead and just follow the road.
まっすぐ道なりに行ってください

A: go around to Yuki’s to have a drink.
一杯やりにちょっとピーターの家に行く

B: There is enough food to go around everyone.
みんなに行き渡るだけの食料がある

B: go back to living with your family
また家族と一緒に暮らし始める

C: go against my instructions
私の指示に逆らう

C: Go ahead and take whatever you want.
どうぞお好きなものをお取りください

次は come です。

分類A:文字通り
come along:来る
come by:来る
分類B:グレーゾーン
come away with:もって去る
comes of:~の出です
分類C:比喩表現
come out:反対する
came over:予感する

A: see a man with a gun coming along the road
銃をもった男が道をやって来るのが見える

A: come by to visit someone
誰かを訪ねて来る

B: come away with a favorable impression of someone
誰かに好意的な印象をもって去る

B: She comes of a very aristocratic family.
彼女は大変な貴族家系の出だ

C: come out against this idea
この案に反対する

C: A strange premonition came over me.
変な予感がした

これらのように「go =行く」「come = 来る」という単純な表現から離れて、 柔軟に使えるように英語学んぶと、英語力は飛躍的に伸びます。

動詞の暗記を中心に勉強していますが、make, take などの意味が多すぎる単語があれば、destroy のようにほとんど1つの意味しかないような単語もあります。
これらにどのような違いがあるのでしょうか?
覚え方も含め教えてもらえますか?

英語辞書をみると、make, take, get のようにどこまでこの単語の説明が続くの?と思うぐらい記述の長いものがあります。
普通は、put のように短くもなく長くもなく、いくつかの説明がなされている動詞が一般的です。
例えば、take を辞書で引いてみると、最初のほうに記載されている内容は、「取る / 持つ」のように普通に学校で習う基本概念と同じ説明がされています。
例文は次の通りです。

You should take an umbrella with you.
傘を持っていったほうがいい。

My little sister took my hand when we crossed the street.
通りを渡るとき妹は私の手につかまった。

He took Yuki for a swim.
彼はユキを泳ぎに連れていった。

「take =連れていく」と理解するには、多少頭をやわらかくしないといけないかもしれないですが、どちらにせよ take のコアイメージである「取る」と密接な関係にあるというのはイメージできるはずです。
しかし、take が紹介されている箇所で下のほうを見ると、take のコアイメージから想像もできないような使い方をされているケースが出てきます。
例えば、以下のようなケースです。

A nurse took my temperature.
看護婦が私の体温を測った。

We all took him to be a great scholar.
私たちはみな彼を立派な学者だと思った。

どうしてこういう意味になるのかですが、次のように考えると新しい発見があるかもしれないですよ。ちなみに英文法的に実際にある解釈です。
make, take, get など、それぞれの単語に意味が多数ある動詞は、「軽い動詞(light verb)」と呼ばれ、destroy のように基本的な意味やその動詞本来の意味しかないような動詞を「重い動詞(重い動詞という概念はないですが、軽い動詞と反対の意味でここでは使っています)」と考えるといいでしょう。
動詞は軽くなるほど、それらの基本的な意味は薄れていき、その動詞自身の意味よりも、その動詞と一緒に使われる語句の方が相対的に重視されているということなります。
ですので、まずは軽い動詞か重い動詞かと考えて区別していくと、違った見方ができ新鮮に物事をおぼえれるようになるかもしれませんね。
あくまでも数ある英文法の一つの解釈ですので、使えるかどうかはご自分でご判断ください。

get, have, let, make など使役動詞の使い方を教えて下さい。

使役動詞は、get, have, let, make の4つがあり、よく使われる順に紹介していきます。

[使役動詞 : make]
make は「(強制的に)~させる」という意味で使われ、基本の形は次のようになります。

・make+目的語+原形不定詞
 ※ make を受動態として用いる場合は、原形不定詞が to 不定詞に変わる

My mother made me clean my room.
母は私に部屋を(強制的に)掃除させた

I was made to clean my room by my mother.
私は母に自分の部屋を(強制的に)掃除をさせられた

[使役動詞 : have]
have は「(当然してもらえることを)~してもらう、させる」という意味で、以下2つの用法があります。
尚、使役動詞 have は受け身にできません。

・have+目的語(人)+原形不定詞
・have+目的語(物・人)+過去分詞
 ※目的語に「人」を置く場合は少ない

I had him paint the wall.
私は彼に壁のペンキを塗らせました。

I had the wall painted.
私は壁を塗ってもらった。

[使役動詞 : get]
get は「(説得などしてなんとか)~してもらう、~させる」という意味で用いられ、受動態で使われることは稀です。

・get+目的語+to do
・get+目的語+過去分詞

I got the doctor to come.
私は医者に来てもらった。

I got this letter translated into English.
この手紙を英語に訳してもらいました。

[使役動詞 : let]
let は「(相手がやりたがっていることを)~させてやる」という許可を表し、受動態で使われる場合は「be allowed to」が用いられます。
またよくある質問として「Let us ~(私たちに~させてくれ)/ Let’s ~(~しよう)」のような違いがあります。
※ Let us は、Let’s よりもフォーマルな提案としても使えます。

・let+目的語+原形不定詞
・受動態 → be allowed to
・Let us ~ と Let’s ~

My boss let me go home early today because of sickness.
病気のため、上司は早めに家に帰してくれた

Are we allowed to do that?
それは許可されていますか?

Let us go to the party!
パーティに行かせてよ!

Let’s go.
行きましょう

群動詞って何ですか?

群動詞は句動詞とも呼ばれ、put on(~を着る)call on(~を訪ねる)のように、動詞を含む複数の語が一つのカタマリとして動詞と同じ働きをするものをいいます。
群動詞は put on(動詞+副詞)や call on(動詞+前置詞)という形があり、これは外見からは判断できないため、2つの語の間に単語を置いてみて意味を成すか成さないかで判断します。
∟ put on a coat(○)
∟ put a coat on(○)
∟ call on Ms. Sato(○)
∟ call Ms. Sato on(×)
「動詞+副詞」の場合には、自動詞と他動詞になるものがあり、「動詞+前置詞」の場合には、後ろに必ず語句が必要なので他動詞としてのみ働きます。
尚「動詞+副詞」で、代名詞を目的語に置く場合は、必ず動詞と副詞の間に置かれます。
∟ put it on(○)
∟ put on it(×)
では最後に群動詞の1例を紹介します。

● 動詞+副詞

bring about ~~を引き起こす
bring up ~~を育てる
carry on ~~をし続ける
carry out ~~を実行する
come about(事故などが)起こる
get away逃げる

● 動詞+前置詞

ask for ~~を求める
call for ~~を必要とする
come across ~~と偶然出会う
run across ~~と偶然出会う
go over ~~を復習する
look after ~~の世話をする
belong to ~~に所属している

● 3語以上の群動詞

put up with ~~を我慢する
catch up with ~~に追いつく
live up to ~~に応える
look forward to ~~を楽しみに待つ

状態動詞と動作動詞の違いを教えて下さい。

動詞には、動作を表す動作動詞と、状態を表す状態動詞があります。
以下で似ている意味の単語を例に紹介します。

● belong(所属する)/ join(所属している)
「~に所属していた / ~のメンバーだった」のように一定期間所属していたことを表現する場合は belong to を使います。
join は「参加する / 加わる」というアクション(動作)を示すのみで、直後に辞めている可能性もあります。

● know(知っている)/ learn(知る)
know(知っている)という状態を表し、learn(知る)は、働きかけによってある情報を「知る」から知識や技術を「学ぶ」という意味にもなります。

● wear(着ている)/ put on(着る)
wear は、何かを着用している状態を表し、put on は、何かを着用する動作を表します。

He always wears black shoes.
彼女はいつも白い靴を履いている

She put on her hat and went out.
彼女は帽子をかぶって出かけた

3単元のsは付け忘れても他が正しければ伝わるの?

例えば、
・He plays soccer.
(彼はサッカーをする)

・He play soccer.
(彼はサッカーをする)
にすると伝わるかどうかですね。
言いたいことは伝わりますが、すごく違和感のある表現だなって思われます。
日本語の言い間違えに言い換えると、「彼は昨日サッカーをした」と言うのが正しい表現ですが「彼は昨日サッカーをする」みたいな時制を言い間違えているのと同等レベルの間違えだと考えるとしっくりきます。
ただ、間違いを恐れて何も言わないよりは、絶対に間違えてでも何かを言った方がいいので、アウトプットの中で間違えに気づいていけばいいでしょう。

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