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Karaoke : カラオケ
「クラブやパーティー、バーが主流」
実はカラオケの発祥は日本で、Karaoke が海外でも作られています。
日本では個室が主流ですが、海外の場合はクラブやパーティー、バーが主流で大勢の前で歌うのが主流です。
It’s like a Karaoke Party.
カラオケパーティーみたいな感じです
Zen : 心に深く浸透する平穏な状況
「禅とは少し違ったニュアンス」
Zen と言えば「禅」のことを指すのですが、海外では全く違う意味で使われています。
まずは例文から見ていきましょう。
Oh my god, I feel so zen. It’s so zen.
心洗われるわ 素敵…
Oh my god, this place is so zen.
この場所すごく落ち着くなぁ
東洋の仏教は禅の考えや座禅、お坊さんが手を合わせる姿など、欧米からは精神統一しているように見られています。
そこから Zen は「精神統一されている時・状況・気持ち」を表し、例えばすごく自然の深いような場所に行って「心洗われる」「心にしみわたる」みたいなニュアンスで使われたり、自分の感情や風景が澄んでいる時にも使われます。
ですので、Calm に近いけど、さらに自分の心の奥に響いてくる、調和されているようなニュアンスがあると覚えておくといいでしょう。
Futon : ソファベッド
「布団という意味ではない点に注意」
Futon は日本では「布団」のことを指しが、アメリカではソファベッドの事を指します。
日本の布団は折りたたんで収納しますので、そこから連想してソファベッドの事を Futon と呼びます。
ただし、日本のアニメや文化を少しでも知っている人は「Futon = 布団」と知っていることもよくいます。
You can sleep on my futon.
私のソファベッドで寝ていいよ
Kombucha : 発酵茶
「昆布茶とは全く関係がない」
Kombucha と言えば「昆布茶」を想像する方が多いでしょうが、アメリカの Kombucha は日本人が考えるものと全然違います。
Kombucha は緑茶や紅茶をベースに乳酸菌や酵母を入れて発行させたドリンクのことを言います。
Do you have Kombucha?
コンブチャありますか?
Panko : 日本風パン粉
「ソフトなパン粉のイメージ」
海外で使われているパン粉は Bread crumbs と言い、粒子がすごく細かくてよりカリカリでサクサクな印象のパン粉です。
イメージとしては大阪の串カツに使われているパン粉をイメージして下さい。
一方で Panko に該当するのはもう少し大き目でソフトパン粉に近いとイメージして下さい。
この日本式のパン粉は食感の良さや美味しさから今では世界中で使われています。
I made a deep fried curry bread covered with Panko.
パン粉を使ってカレーパンを作りました。
Senpai : 振り向いてくれない相手
「間違ったニュアンスでもないけど…」
日本語の先輩と言えば単純に自分より上の学年の方たちなど、基本的にはあるグループに先に所属していた人たちのことを指しますが、Senpai は「自分の恋心に気づいてくれない人のこと」を指します。
Senpai という単語は、主に恋愛ドラマや恋愛アニメで使われており、なかなか振り向いてくれない相手、叶わない恋を抱いている相手に対して使われます。
Notice me, Senpai.
私に気づいてセンパイ
このようにアニメなどで使われている日本語はそのシーンからイメージした意味を連想しています。
つまりアメリカなどで使われている日本語は、言葉そのものから連想した意味で使われているのではなく、言葉にまつわるシチュエーションから意味を取っていると覚えておくと理解が早くなります。
- 大手英会話教室主任講師 Erika先生
- 英検準1級を取得し、大手英会話教室で8年お仕事をされているErika先生による記事です。大手英会話教室を退職後はフリーのライターとしてセブ島にて海外の魅力や情報配信や留学のお手伝いなどをされている英語が大好きな先生です。
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