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皮肉や引用の意味を表す「Air quotes」
「Quotation mark(引用符)を表します」
ピースサインを少しくっつけた形で指をちょんちょんと折るジェスチャーです。
これはクオーテーションマーク、つまり鍵かっこを意味しており、誰かが言った言葉を引用しながら皮肉ってることを表します。
よく使われる言い方としては、AさんとB君がいて
They said they are just friends.
彼らはただの友達だって言ってたよ
Oh. They’re just “friends”?
おぉ、彼らはただの「友達」なのかなぁ??→実は付き合ってたりしないの?
のように使われます。
“friends”の部分で指を折り曲げる動作をしてください。
注目してを表す「Finger snapping」
「パチッと音を鳴らして注目させる」
これは指パッチンの事で、誰かの注意が欲しい時、つまり「聞いてる?」「こっち見て」として使われます。
ただ注意点があって、人に向けてやると基本的には失礼な動作になるため、すごく仲のいい友達同士とか先生が勉強さぼっている生徒にしたりとか、親が子供に対してなど目上の人には絶対に使わないようにして下さい。
Are you listening? (パチ!!)
聞いてるの?
Hey!(パチ!!)
おい!
うんざりを表す「Eye rolling」
「あ~もうやめて!うんざり!というジェスチャー」
これは文字通りちょっと上を見ながら目を回しているようなジェスチャーです。
意味はうんざりしている時やイライラしている時に使われます。
例えば親が子供に怒っているシチュエーションを想像してください。
Clean up your room! How many times do I have to tell you?
掃除しなさい!何回言わなきゃいけないの?
OK…Mom…(ここで Eye rolling)
わかったよお母さん(子供の心の中はうんざり)
但しこのジェスチャーには注意点があり、Eye rolling 自体が相手にすごく失礼な態度になりますので、上司など目上の人には使わないように注意して下さい。
あくまでも甘えて許してもらえるような間柄で使いましょう。
幸運を祈るを表す「Fingers crossed」
「十字架を指でつくるジェスチャー」
これは人差し指と中指を交差させるジェスチャーです。
このジェスチャーは「成功とか幸運を祈ってるよ」「頑張ってね」と応援する意味があり、Good luck. や Wishing you luck. と同じ意味になります。
なんでこのような意味になるかと言うと、人差し指と中指で十字架を作っているというのがもともとの形で、十字架にお祈りをするからきています。
例えば、入試や就職面接を控えている相手に Fingers crossed と言いながらジェスチャーをして見送ったりします。
さらに、Fingers crossed を背中の後ろで隠してやっているパターンもあり、この場合は「嘘がばれませんように」ていう意味で使います。
そこまでにしろを表す「Cut it out」
「してはいけないことをStopさせるために使う」
自分の首を手振りながら切るようなジェスチャーで、意味は「今やってることをやめろ」「そこまでにしておけ」です。
使用例としては、スピーチ中に話してはいけないことまでどんどん言ってしまうスピーカーに対して、司会者が陰から Cut it out のジェスチャーを送っているようなシーンを想像して下さい。
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。
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