これは「付き合っている人いるんですか?」「デート行ってる人いるんですか?」という意味になります。 そのため相手に何かしらのアクションを起こす前に相手のステータスを確認しておきたい時に使います。
see は「見る」って意味なのになんでそんな意味になるの?って疑問に思われているかもしれませんが、実は see には「会う」という意味もあります。 その代表例として
I’ll see you later.
後で会おうね
It’s nice to see you again.
またあえて嬉しいです。
のような使い方です。
ですので、Are you seeing anyone? の直訳は「定期的に会っている人はいますか?」「デートを繰り返している人いますか?」という意味になり、冒頭で説明した訳へと繋がります。

また、注意点としては完全に付き合っている彼女や彼氏だけでなく、良い雰囲気になっている人がいるかどうかという意味まで含まれますので「意中の人はいますか?」という訳でも使えると覚えておくといいでしょう。
ここで、同じようなニュアンスの質問である、
Do you have a girlfriend?
彼女いるの?
Do you have a boyfriend?
彼氏いるの?
というフレーズもありますが、ネイティブはこのようなプライベートに対する直接的過ぎる質問をあまり歓迎しない傾向があり、これは他の質問をするときも同様に考えた方がいいでしょう。
※自分の意見や意思を直接的に伝える場合は別です。
また、海外は特にLGBTにセンシティブですので、例えば男性に対して勝手に決めつけて Do you have a girlfriend?(彼女いるの?)と聞いた時に、相手は男性に興味がありますとなってしまうとすごく失礼になってしまいます。
そのため、
Are you seeing anyone?
付き合っている人いるんですか?/ デート行ってる人いるんですか?
を使うとナチュラルです。 さらに、自分を主語にして以下のようにも表現できます。anyone は someone にするのを忘れないようにしてください。
I’m seeing someone.
今いい人がいる / 今デートを重ねている人がいる
I like making you smile.
「あなたを笑顔にするのが好き」
日本も海外も好きな人とじゃれあったり冗談を言ったり幸せにしたりして笑わせようとするのは共通です。
ですので、あえてそれを意中の人に伝えるフレーズが、
I like making you smile.
あなたを笑顔にするのが好き
になり、このフレーズを言うと相手は好きな気持ちを抱いてくれているんだなっていうのを理解してくれます。

そもそも海外、とくにアメリカでは告白という概念がなく、告白するまで好きって言ってはいけない風習もないので、意中の人にはこのようなフレーズを積極的に使っていくといいでしょう。
そのようにして相思相愛になればいつの間にか付き合っている展開になっているというのがほとんどです。
また、似たような表現に以下のようなフレーズもあり同様に使っても問題ありません。
You make me smile.
あなたは私を笑顔にする
You give me butterflies.
「あなたといるとドキドキする」
You give me butterflies. は「ドキドキソワソワする」というニュアンスで「あなたといるとドキドキする」という意味になります。このフレーズは
Get butterflies in my stomach.
直訳;胃の中に蝶々がいる
がもとになっており、胃の中で蝶々がばたばたしていてなんかムズムズするみたいなニュアンスがあります。さらに、胃の中の蝶々を渡すというところから次のようになります。
You give me butterflies.
ドキドキソワソワする
直訳 : あなたは私に蝶々を与える

ネイティブがこのフレーズを使うシチュエーションは、ほとんどの場合でロマンチックなシーンで使われることが多いのも特徴です。
さらにまだ続きがあって以下のようにも表現できます。
My butterflies is gone.
私の蝶々は行ってしまった→冷めてしまった
I Can’t take my eyes off of you!
「あなたから目をはなすことができない」
このフレーズは直訳のままになり、かなり情熱的なフレーズとして相手をドキドキさせるのにうってつけなフレーズです。
ただし、ネイティブでもこのフレーズを言うのは恥ずかしいという人もいますね。

I Can’t take my eyes off of you!
あなたから目をはなすことができない
I like you.
「あなたのことが好き」
このフレーズは日本人でもすごく馴染みのあるものですが、意外に正しく理解されていません。
例えば I love you. はすごく重いイメージを抱く方が多い一方で、I like you. は軽いイメージを持っている方が多いですが、実際には I like you. も同様に気持ちがこもっており、かつ直接的にネイティブは感じ、告白という文化は無いアメリカでも直接的に「付き合って下さい」と言っているのと同義になります。

I like you.
好きです
仮に友達としてあなたが好きだよという意味で I like you. と行ってしまうと、相手に盛大に勘違いさせてしまう可能性が大きいです。
友達としてあなたが好きだよと言いたい時には、
You’re such a good friend.
あなたはなんていい友達なんだ
と伝えるといいでしょう。
ですので、I like you. は日本人が思っているよりヘビーな言葉ですので使いどころに気を付けるようにしましょう。
最後に紹介するのが Will you go out with me? です。
Will you go out with me?
付き合ってくれませんか?
このフレーズは相手に告白したい時に使える一番ナチュラルなフレーズになりますので、機会があればぜひ使って見て下さい。
- TOEFL-iBT90点 現役予備校英語講師 Step先生による執筆
- 都内某有名大学国際教養学部を卒業後、某大手予備校講師として教鞭をとられているStep先生による執筆です。カナダで1年間、イギリスでは半年月の留学経験があり TOEFL-iBT 90点。予備校講師としては英語学習の指導を行っており、早稲田大学、慶應義塾大学、東京外国語大学、東京大学などへ、英語科目の指導を通じて複数名合格させているとのことです。

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