Sometimes「ときどき」「たまに」
「頻度を表す語」
Sometimes は「ときどき」や「たまに」という意味の英単語です。
Jiro eats apples sometimes.
たまにジロウはリンゴを食べる
Sometimes は文のどこに置いても問題ありませんが、よく使われるのは文頭か文末でその人の話し方の癖みたいなものです。
あえて言うのであれば、時々感をより強調したい時は文頭におくといいでしょう。
Sometimes Jiro eats apples.
たまにジロウはリンゴを食べる
その他には相槌としても使え、Occasionally は Sometimes よりも頻度の低い「たまぁに」となります。
Do you cook?
料理するの?
Sometimes.
時々ね
Sometime「いつか」
「漠然とした未来のことを表す」
Sometime は「いつか」という意味で、漠然とした未来のことを表し、「いつか会おうよ」みたいな「いつか」です。
Let’s hang out sometime.
いつか一緒にあそぼうよ
I’m going to the beach sometime next month.
来月のいつかビーチに行くんだよ
Sometime の位置は文末が多く、上記英文のように具体的な時期、例えば「来月・来週・今年」の直前に置くこともでき、その場合は「(具体的な時期)のいつか」という表現になります。
I’m going to Osaka sometime in 2024.
2024年のいつかに大阪に行きます
Jiro needs to get a haircut sometime soon.
ジロウは近いうちに髪の毛を切らないといけない
この場合は近日中のいつかというニュアンスになり、somtime soon はネイティブもよく使いますので覚えておくといいでしょう。
Some time「少しの間」
「少ない期間を表す」
Some time これは「少しの間」という意味、具体的にどれぐらいの期間かは話し手の主観によって変わり、「少しの間」「少ない期間」と覚えておくといいでしょう。
I need some time to think about our relationship.
私たちの関係について少し考える時間が必要だ
「I need some time to 動詞(~する時間が必要だ)」はネイティブもよく使うので、このまま覚えておくといいかもしれません。
It’ll take some time but his broken heart will heal someday.
ちょっと時間がかかるだろうけど、彼の傷ついた心はそのうち癒されるでしょう
ここでは「いつか」という意味の Someday が使われており、Sometime と意味がかぶってしまいますが、Sometime の「いつか」は近いうちのいつかで、Someday の「いつか」はかなり漠然としており、遠い未来のいつの日に〇〇するだろう、〇〇になるだろうというニュアンスになります。
そのため、Someday は大仰な表現をする時に使われやすいです。
Promise that you’ll give it back to me someday…
いつかきっと返しに来い…(シャンクス)
- 幼児~小学生を対象とする英語塾教師Kufufu先生による執筆
- 某超大手金融機関に5年務め、英語教育に転身された英語塾教師Kufufu先生による執筆です。英語の発音や和製英語、英語のオノマトペについて深い知識があり、卒業論文では「日本人の英語発音」について8000語ほどの英語で論文を執筆されました。
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