What’s up の基本と返答方法
「What’s up には特に重要な意味は含まれていない」
What’s up の本来の意味は2つあり、ただの挨拶である Hi(やぁ)と、What are you doing?(何してるの?)です。
ここで注意点が一つあり「何してるの?」と聞いても実際に何をしているのかを聞いているわけではないという事です。
日本でも「何してるの?私も入れて~」みたいに「何してるの?」をあいさつ代わりに使うケースがありますが、あれと全く同じだと考えて下さい。
ただ実際には How are you? への返事のように I’m good. などと答えているネイティブもいるにはいます。
このようにネイティブも挨拶として使っていますとか、何をしているのか聞いていますみたいなしっかりした区別などしておらず、なんとなく口から挨拶のような感じで What’s up って出ているようなイメージを持ってください。
ですので、挨拶を返しても良いですし、I’m good. と返してもいいですし返答幅は広いのですが、What’s up に対しする返答の99%は Not much や Nothing much を使う方が多いです。
本来の Not much や Nothing much の意味は「特に何も」なのですが、ここではこれらの意味は全くなく、What’s up に対するただの挨拶の返事という意味しかなく、What’s up と挨拶されたら Not much や Nothing much とだけ返すと覚えておいてください。
What’s up の返事として気負つけてほしいポイントが1つあり、いきなり「私は今~している」と答えるのはNGで、何か挨拶を挟んで話しかけるようにして下さい。
いきなり「私は今~している」と答えると、この人忙しいのかなとか話しかけてほしくないのかな?って思われる可能性があります。
「✕ What’s up. → I’m just doing my homework.」
「〇 What’s up. → Not much. I’m just doing my homework.」
「〇 What’s up. → Nothing much. I’m just doing my homework.」
「〇 What’s up. → Hi. I’m just doing my homework.」
また、上記のように「ただ~してるだけだよ」のように Just を付ける方が多い印象です。
では具体例をいくつか紹介します。
What’s up にどれだけ意味がないのかを見て見て下さい。
ネイティブが実際に単なる音としての挨拶としてだけ使っているんだなって理解してもらえればうれしいです。
たわいもない電話の導入部分
Hey. What’s up.
やぁ どしたの?
What’s up, dude.
よぉ なにしてん?
Nothing much. Just chilling with the fam. What’s up.
家族とゆっくりしてるだけ なにしてん?
Nothing much. I’m just listening to music.
ただ音楽聞いてるだけ
たわいもない電話の導入部分
What`s up.
よぉ なにしてん?
Nothing much. I was about to go to the store.
特に…買い物行くところだったよ
なんて答えたらいいか分からなくなったら
最悪、なんて答えたらいいか分からない!英語にてんぱってしまった!と言う場合は次のように言いましょう。
What’s up.
よぉ
Hey! What’s up.
よぉ なにしてん
What`s up. とわざと返すことによって、相手に会話の主導権を渡しているイメージを持ってください。
何かしらの話題をふってきてくれるので、結構楽です。
- 現役国立大学生のsky先生による執筆
- 国公立大学の理学部生物科学科に在学中のSky先生による執筆記事です。現在は英語の家庭教師をしつつ、ライターとして海外文化の情報を配信されており、保有資格はTOEIC スコア 930点取得、 TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages) 英検準1級と現役大学生の中でも特に英語の造形に優れています。
この記事へのコメントはありません。