アイルランドで留学にお勧めの都市を徹底解説

アイルランドで留学にお勧めの都市を徹底解説

アイルランド留学ってどんな都市があるの?_

アイルランドはヨーロッパにある国でイギリスの隣にあり、英語自体はイギリス英語のちょっと癖の強い版という感じなのですが、最近徐々に人気が出だしている留学先です。このページではアイルランドが人気になってきている理由やお勧めの都市を紹介していきます。

まずはアイルランドが留学先として人気になってきている理由を3つご紹介します。
基本的にはお隣のイギリスとの比較になっていますので、その点はご承知下さい。

アイルランドの人気理由 ①

費用が安い

アイルランドの人気理由 ②

学生ビザでアルバイトができる

アイルランドの人気理由 ③

日本人が少ない

費用が安い

アイルランドが留学先として人気になってきている理由の1つ目は「費用が安い」という事です。
お隣のイギリスは近年ポンド高とハイインフレに見舞われており、その分語学学校の費用も高いです。
アイルランドもインフレ傾向ではありますが、イギリスほどではなく物価も学校の料金も安くなっています。
ですのでヨーロッパ圏に行きたい方で費用を抑えたいという方はアイルランドがお勧めです。

学生ビザでアルバイトができる

イギリスの場合は学生ビザでアルバイトが一切できないのですが、アイルランドでは学生ビザでもアルバイトが可能となっています。
ですのでアルバイトで稼いだ費用も一緒に考えるとイギリス留学の半額でアイルランドに行けることもあります。

日本人が少ない

近年しばらく留学先として1番人気なのはカナダなのですが、その分日本人も非常に多く学校によっては80%日本人なんて学校もあります。
その点アイルランドの語学学校は首都ダブリンなんかは多少日本人を見かける機会は多いかもしれませんが、全体的に日本人比率が平均5-10%前後なので、英語を勉強する環境としてはうってつけです。

アイルランドの特徴

「自然豊かでゆったりとした環境で勉強できる」

アイルランドはどことなく北海道に似ています。
というのも面積は北海道より少し小さいぐらいの島国で、アイルランドでは40種類もの緑色の自然が見られると言われるぐらい景観がキレイな「エメラルド島」や「妖精の国」という別名を持つくらいです。
さらに人口も北海道より少し少ないくらいなのですが、メキシコ湾流が流れ込んでいるので冬はアイルランドの方が少し暖かいので過ごしやすくなっています。

アイルランド留学にお勧めの都市

「どの都市も比較的日本人が少なめ」

ではお勧めの都市を紹介していきます。
紹介先はアイルランドの中でも今一番人気になっているダブリン、アイルランド第2の都市と言われているコーク、3つ目はゴールウェイ、4つ目はリムリックという都市を紹介していきます。

ダブリン

ダブリンはアイルランドの首都で55万人ほどの人口の都市なのですが、周辺地域も含めるとアイルランド人の3人に1人は住んでいる計算になります。
つまりアイルランドは首都ダブリン以外は結構田舎になっているので、自然あふれる環境になっており、程よく都会感も欲しい方はダブリンがかなりお勧めです。
ですので、基本的には政治・経済・文化の中心は全てダブリンにあり、語学学校の数も一番多いのがダブリンとなっています。

都市と地方を両方味わいたい人にお勧め

ダブリンのメリット

ダブリンは海外経験が初めての方でも暮らしやすい生活環境となっています。
要は程よく都会ですし、自然もあるので非常に暮らしやすい環境がそろっています。
また、イギリスと比較しても治安は良い傾向にあるのでその点も安心です。

ダブリンのデメリット

ダブリンは人口が集中していますのでシェアハウスを見つけるのが非常に難しいです。
そのため学生寮やホームステイをまずは利用してしっかり時間をかけてシェアハウスを探す必要があります。
またアイルランドの中では日本人が比較的多い都市になります。
ただ日本食レストランなんかも増えていますし、その分アルバイトは探しやすいのですが人によってはデメリットに感じるでしょう。

コーク

コークは人口約20万人のコンパクトにまとまった都市で、田舎の人当たりの良さがあります。
街の中心地は便利なのですが、少し郊外に行くとすぐに大自然が広がっており、街の中を大きく横切る川が流れていて、アイルランドらしい町並みとか風景が眺められます。
その他には美食の街として知られていたり、ヨーロッパの文化首都として選ばれるぐらい豊かな文化を持っている都市になっています。
ちなみにダブリンからは鉄道で3時間程度で行けます。

コストを抑えて街で不便なく生活したい人にお勧め

コークのメリット

ダブリンに比べると日本人がかなり少ないのと、物価が安くそれなりの都市で生活できるので便利です。

コークのデメリット

コークは街中は徒歩で見回れるぐらい規模が小さくて長期留学になると飽きるのが早いです。
ですので、少しわいわいがやがやしたい人にとっては物足りないなと感じるでしょうし、しっかり勉強したい人にとっては良い環境だなって思えると思います。

ゴールウェイ

ゴールウェイはケルト文化とアートの港町でアイルランド第3の都市となっています。
人口は約8万人とかなり規模間の小さい町で、アイルランドの伝統文化が強く残った街並みが広がっており非常にきれいです。
ちなみに人口の15%は学生です。

ケルト文化やアートに興味があって学生交流したい人にお勧め

ゴールウェイのメリット

日本人がほぼいないので留学中、ゴールウェイでは日本人とすれ違いもしなかったという留学生がいるぐらいです。
また年間100を超えるケルト文化などのフェスティバルが開催されているので、娯楽は少ないのですがいろんな文化にふれられるのは大きなメリットです。
さらに人口の15%が学生という事から、ゴールウェイは学生の街としても有名です。
ですので町全体が学生に優しい感じがしますし、生活もしやすくなっています。

ゴールウェイのデメリット

娯楽が少なく、働き口がかなり少なくなっています。
そのためゴールウェイの学校に行き、ダブリンで働くというかたもいますが、しっかり貯金をして渡航することをお勧めします。

リムリック

リムリックはバイキングによってつくられた街とされており、非常に歴史を感じて規模感はゴールウェイに非常に近いです。
リムリックも学生が多く、有名なリムリック大学があったり、語学学校も複数あります。

日本人がいない環境で集中して勉強したい人にお勧め

リムリックのメリット

日本人が圧倒的に少なくなっており英語学習に集中できる環境となっています。
また、リムリック大学には日本語学科というのがあり、日本に興味のあるリムリック大学の学生さんと交流できます。

リムリックのデメリット

リムリックはほんとに静かな町でゴールウェイはフェスティバル目的で観光客も来るのですが、リムリックに来る観光客はかなり少ないです。
ですので基本的には地元の人か学生同士だけでの交流になりがちです。

英検1級取得のbird先生による執筆
TOEIC®︎ Listening & Reading 公開テスト 990点、実用英語技能検定 1級、IELTS Overall Score 7.5 と英語に関して非常に造詣の深いbird先生による執筆記事です。現役の英会話講師でもあり、「TOEIC、IELTS、英会話」を専門に指導をされています。そのほかにも、海外旅行・旅(35ヶ国)、学部留学、海外インターンなどの経験もおありです。
英検1級取得のbird先生による執筆

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