英語環境の違い
「アメリカの方が英語に浸れる」
まずはアメリカとカナダの英語環境の違いについて紹介します。
カナダの英語環境
カナダは日本人がかなり多く、もちろん都市によっても日本人比率は変わってくるのですが、留学可能な国の中でもトップクラスに多いです。
ただカナダは移民大国と呼ばれているぐらいで、日本人だけじゃなく世界中からの移民の方がたくさんいてマルチカルチャーの都市が多いので、いろんなバックグラウンドを持った人との出会いはたくさんあるでしょう。
基本的にカナダ人はすごく優しい人種と言われており、英語をあまり話せない留学生に対しても嫌な顔せずすごく優しく対応してくれる場合が多く、外国人だからと言って差別されることもほとんどないです。
また、比較的訛りの少ない英語を話す方が多いので、訛りの少ない英語を身に付けられます。
ですので英語初心者の方や留学に初めて行くという方にはカナダはお勧めです。
アメリカの英語環境
アメリカはカナダ程日本人は多くないです。
この最大の理由が、アメリカではワーキングホリデーを受け入れていないためです。
カナダに留学している人は圧倒的にワーキングホリデーの人が多くて、ワーホリを受け入れていないアメリカはその分日本人の割合が下がります。
もちろんロサンゼルスとかニューヨークなどの有名都市には観光客が多いので日本人はよく見かけますが、英語環境はカナダよりもアメリカの方が良いと言えます。
また欧米の語学学校は授業でディスカッションというクラスがあり、自分の意見を嫌でも言わなければならなかったり、グループトークでもクラスメイトと話さないといけない場面も出てくるので、人前で自分の意見を話すのが苦手という人にはプレッシャーも多いですが、ここは英語を伸ばすチャンスだと思って周りと同じようにアピールしていきましょう。
ですので、どっぷり英語環境に浸かってしっかり勉強したいという方にはアメリカがお勧めです。
治安の違い
「カナダの方が安心な治安環境」
次にアメリカとカナダの治安の違いについて紹介します。
カナダの治安
カナダは国際的にも治安が良いと言われている国です。(日本はさらに上ですので日本の治安と同じように夜道を歩いても平気とか考えるのは止めておきましょう。)
中学生だったり高校生、さらにはシニアの方でも留学されている方が多いくらいです。
国際的によく大都市は少し治安が悪い傾向があると言われるのですが、カナダの場合はバンクーバーやトロントが大都市にあたるのですが、この2都市でもアメリカに比べるとずいぶんと治安は良いほうです。
アメリカの治安
アメリカの治安は日本やカナダと比較すると良いとは言えません。
銃社会なので常に安全には気を付けておいた方がいいですし、仮に警察に止められたりしたら変な動きはせずに指示されたことだけをするようにしてください。
このように善人は身を守るために悪人からも警察からも注意する必要があります。
また日本でもカナダでも行かないほうが良い地域があるのは確かですし、絶対にそういう場所に行っては欲しくないのですが、アメリカの場合はさらにもっともっと危険な場所もありますので、行ってはいけない場所を知っておくことは超重要です。
費用の違い
「アメリカは世界的に物価も学費も高い」
次にアメリカとカナダの治安の違いについて紹介します。
カナダの費用
カナダの留学費用と生活費はアメリカに比べると安くなっており、学費に関してはアメリカよりもかなり安いので長期留学を検討している方はカナダ留学にして、土日とか学校が無い日にアメリカ旅行に行くのもいいでしょう。
大きな違いが、カナダでは専門学校だったり大学に留学生として通っていたとしてもアルバイトができます。
ですので現地で働くこともできますし、ワーホリのビザを取得もできるので学校に通いながら生活費を稼ぐこともできます。
そのため節約すれば住居費を除いて月6-7万程度で生活ができます。
アメリカの費用
アメリカはカナダと比べて物価が高い地域が多く、何よりも語学学校の授業料だったり学校の学費が高いのが特徴です。
またワーホリ制度も行っていないので、留学前に留学資金をちゃんと貯めてからでないとそもそも留学に行くのはちょっと難しく、欧米圏の留学先でアメリカが一番学費が高いとして有名です。
ですので割合としては短期留学でアメリカに行く方が多いなという印象です。
- 留学エージェントでアルバイト中のモン先生による執筆
- 大学に通いながら、留学エージェントでアルバイトをしたりWebライターをしているモン先生。カナダやオーストラリアにてそれぞれ1年の留学・就労経験もあり、留学や海外生活に関する知識がすごく深い方です。
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