【大学受験生 必見】共通テスト 絶対すべき英語対策 BEST3

共通テスト 絶対すべき英語対策

英語のリーディング力をアップさせたい!!

「共通テストの英語対策、どう進めていったらいいだろう・・・」共通テストが近づくにつれて、このように悩む方は多いのではないでしょうか?こちらの記事では、大学入試共通テストの英語試験に向けて、取り組むべき対策方法を3つ紹介します。共通テストの英語対策方法で悩んでいる方や英語学習に不安を抱えている方の参考になれば幸いです。

大学入学共通テスト英語科目

大学入試にはセンター試験が長年利用されていましたが、2021年よりセンター試験に代わって「大学入学共通テスト」が導入されました。
この2つの試験には様々な変更点があり、特に英語科目については問題形式や難易度も大きく違うといわれています。
センター試験と比べると、共通テストで出題される問題に含まれる総英単語数は約1200語増え、設問も英語で記載されるなど、目に見えてわかる難易度の変化があります。また、共通テストへの変更の目的として、「問題発見力」や「課題解決力」を養うという根底があり、そのためただの英語の知識だけでなく、英語で考え問題を解決していく思考力や理解力なども求められます。
リスニングとリーディングにおいて具体的な変更点は以下のとおりです。

リスニングの変更点

◆ 得点配分がリーディングと同じに
◆ 問題の読み上げられる回数が1回のみの問題がある
◆ アメリカ英語だけでなく様々なアクセントが含まれる

リーディングの変更点

◆ 読解問題がメインに
◆ 実践的、日常的なテーマがメイン
◆ 発音やアクセント記号、文法問題がなくなる

このように、センター試験と比べると多くの変更点があり、より難易度が上がったといえるでしょう。では、どのように共通テスト英語試験対策BEST3を紹介していきます。

共通テスト 絶対すべき英語対策BEST3

スピーキング力アップは何に役に立つのかを知ろう!

共通テスト 絶対すべき英語対策BEST3

共通テスト英語対策① 英単語力アップ

まず大事になるのが単語力のアップです。単語力のアップといえば当たり前と思われるかもしれませんが、やはり英語の点数を大きく左右するのは英単語力の有無といえるでしょう。
大学入試共通テストに向けて、英単語を覚えるために2つの方法をここではおススメします。

単語帳を利用した暗記方法

単語帳には多くの種類があり、現状の英語力にもよりますが、基本的には大学受験向けの英単語帳「ターゲット1900」や「システム英単語」などを利用するとよいでしょう。こちらの単語帳は長年、大学受験を控える方に人気がある単語帳として重宝されてきました。入試に出る順、そして、例文やイメージでわかりやすく構成されているため単語力を効率よくアップさせることができます。
また、「DUO3.0」といった単語帳もおすすめです。こちらの単語帳では560の例文から2600語の重要単語を学ぶことができます。例文から学ぶように作られているため、よりストーリーと併せて頭の中に残りやすいように英単語を覚えることができます。単語帳を使う際にはポイントが1つあります。それは「単語を一度で覚えようとしないこと」です。
単語帳を使う場合は、1つの単語に数秒だけ時間をかけ、一冊の単語帳を何周も取り組むようにしましょう。
この方法は、TOEICのスコアが必要となる会社でも使われていた英語力をアップさせる方法なのでぜひ試してみてください。

英文読解から覚えていない英単語リストを作ろう

次に、英単語を覚えるための2つ目の方法は、短い文の中からわからない単語を学ぶというものです。様々な参考書がありますが、「基礎英語長文問題精講」といった本では長文の中から単語や文法についても学ぶことができます。
このように、長文や短文の中からわからない単語をピックアップして記憶していくという方法は、より自然な単語の使い方を覚えることができます。もちろん、紹介した参考書以外でも自分にあった参考書を選び、日々続けることが大事です。英単語に触れる機会を増やすようにしていきましょう。

Youtube で学ぶ

PM English School では特に初心者には「NGSL-S 720語」、720語の暗記を終えたら「基礎英単語 NGSL 2800」の暗記をおススメしております。「NGSL-S 720語」と「基礎英単語 NGSL 2800」の特徴は以下リンクよりご覧ください。

共通テスト英語対策② 様々な内容の読解問題に触れる

次に紹介する共通テスト英語対策は「様々な内容の読解問題に触れる」です。
共通テストでは、アクセントや声調、語句の並び替え問題がなくなった分、ほとんどが英語読解問題となりました。そのため、英文を素早く正確に読み取る能力や流れから文脈を掴む力などがより必要となっています。
「様々な内容の読解問題に触れる」ことをおススメしますが、まずはゆっくり一文一文を分解して理解するところから始めましょう。使われている文法や単語を理解していく作業は、その後の問題や試験本番で同様の文章を読む際に大いに役立ちます。
また、一文一文読むことも大事ですが、英文を読むことに慣れてくるにつれて、読み進めるスピードを試験に合わせて上げていきましょう。
前述したように、「速く読む」「正確性」といった力をつけることが本番で力を発揮するために重要となります。そして、共通テストでは、以前の形式よりも図や表を用いた問題が増えてます。
メールやウェブサイトの読み取り問題も多くなる中で、通常の長文以外にも同じような形式の読解にも触れておくと良いでしょう。

共通テスト英語対策③ シャドーイング

最後に紹介する共通テスト英語対策は「シャドーイング」です。
シャドーイングは、英語の流れてくる音声を追いかけるように発音するというトレーニングです。シャドーイングをすることによって、英語特有の音や音の変化に慣れることができ、リスニング力の向上が期待できます。共通テストに変わってから、特にリスニングは難易度が上がっていると言われています。
先に紹介したように、問題の読み上げが1回の問題もあるため、問題を正確に理解し、答えを瞬時に選択する必要があります。
使っている教科書や参考書、長文読解のトレーニングに使う参考書に付属されている音源などを活用してシャドーイングをすることで十分効果があるので、何度も繰り返しトレーニングするようにしましょう。
また、シャドーイング後にはスクリプト(読み上げられた音声の原文)を確認し、聴こえなかった音やわからない単語は、発音や単語の意味をその時点で調べるようにしてください。
このように、一つ一つわからない部分を理解していくことで、英語を英語で解釈できるようになってくるでしょう。

英文法の学習も必要

スピーキング力アップは何に役に立つのかを知ろう!

大学入試の対策で英文法を学習

大学入試共通テストの英語試験では、直接英文法の正誤について問われる問題はなくなりました。
しかしながら、英文法を基礎から学んでおくことは長文読解を解くにあたって重要な知識となります。文法を学ぶ際には、文法書と長文読解の参考書を併用すると良いでしょう。
長文読解を解いていく上で、始めはわからない文法も多くあると考えられます。長文読解の参考書には解説のついているものもありますが、より詳しい解説を必要とする場合には文法書が便利です。
一方で、基礎的な文法に不安がある方は、まず中学生向けの英文法を全体的に学んでから長文読解問題などに取り組むことをおススメします。
全く文法がわからない段階で英文読解に取り組むと、調べる回数が多くなり効率的に学習を進めることが難しいからです。基本的な文法を学べる参考書で文法を学んだ後、長文読解の中でより難易度の高い文法も理解できるようにしていきましょう。

過去問・予想問題集で試験形式に慣れる

スピーキング力アップは何に役に立つのかを知ろう!

大額受験の英語の対策

共通テストに向けてすべき英語対策を紹介してきましたが、やはり過去問や予想問題集を解くことは高得点を取るために必要です。
共通テストの過去問はまだ少ないですが、過去問や予想問題集から出題形式を分析することは、実際の試験の形式に慣れることができ、当日に安心して挑めるというメンタル面でも重要になるでしょう。
また、センター試験の過去問を解くことも有効です。
問題出題形式は違いますが、使われる単語は覚えるべき単語ばかり、また、長文問題も時間を計ることによって、正確かつ時間内に問題を解くトレーニングになります。リスニングに関しては、2回読み上げられる問題が多いと思いますが、共通テスト対策として1回目の音声で問題を解くようにするとよいでしょう。
また、問題の中でわからなかった部分は、解説を使って理解したり、音声を何度も聞いて聴き取れるようにしておきましょう。始めはセンター試験の過去問を活用し、大学入試共通テストが近づくにつれて、共通テストの過去問や予想問題集を解いていくことをおススメします。
以下に大学入学共通テスト公式サイトに掲載されている過去問題へのリンクを置いておきます。まずはざっと目を通すといいでしょう。

大学入学共通テスト受験生へ

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今回は、大学受験共通テストで絶対にすべき英語対策BEST3を紹介しました。共通テストの英語は難易度が高く、試験までの期間を計画的に準備していく必要があります。目標のスコアに近づくため、今回紹介した英語対策を参考にしていただけると幸いです。

幼児~小学生を対象とする英語塾教師Kufufu先生による執筆
某超大手金融機関に5年務め、英語教育に転身された英語塾教師Kufufu先生による執筆です。英語の発音や和製英語、英語のオノマトペについて深い知識があり、卒業論文では「日本人の英語発音」について8000語ほどの英語で論文を執筆されました。
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英語力を伸ばすには切磋琢磨できる人間関係も重要_

出る杭は打たれる日本社会には、「英語を間違えたら恥ずかしい」という不安を抱いている人だけでなく、「英語が皆より上手だと目立って周りから反感を買う」という不安を抱いている人もいます。 英語学習者は、なるべくお互いに応援し合える人間関係を築くことが大切です。

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