英語力をUPするの総合学習

本サイトで何度か取り上げている「NGSL 英単語 2800」ですが、今一度おさらいをしましょう。
NGSL は、New General Service List の略称で、一般的なレベルの英文に含まれる約９２％を学べる英単語帳です。そして、この９２%が、２８００の英単語から構成されています。
歴史も非常に古く、もともと70年前に GSL という NGSL の原形ができ、10年前に複数の英語学者が集まって GSL を新しく現代風にしました。
それぐらい古くから研究されつくしているのが NGSL なのです。より詳しい NGSL の説明は専門ページを設けていますので、そちらをご確認ください。

英語を勉強している方であれば、だれもが通る道が、「どうやって英単語を覚えよう？」「どの参考書を使って英単語を覚えたらいいの？」「参考書見に来たけど自分じゃ選べない！」ですね。
私も学生の頃は非常に悩みました。
結局、ターゲットとDIOを使って自分で単語帳のようなものを作ったものです。
もちろん、その頃はNGSLなんて存在していませんでしたし、英語を教えてくれた先生が非常に優秀な方で、その方の指導に沿って英語力を上げていったものです。
様々な塾で英語を指導してきましたが、あれほど良い英語の先生には出会ったことがないです。
さて、昔話ここまでにして、今の時代はリテラシーがあれば、ネットで様々な有力な学習コンテンツを選べるという事！その中でも、英語学習において超おすすめなのが NGSL です。
言われてみればなのですが、「頻繁に使う英単語から順番に」覚えていくのが一番効率的ですよね。しかも専門家が何人も関わって、信頼性もあるとすればまさに鬼に金棒です。

NGSL は ２８００もの英単語が収録されていますが、実はそんなに難しいものではありません。例えば以下のような、あえて単語として覚えないようなものまで含まれます。

上記のようにいちいち覚えるのに時間なんてとったことのないような英単語も含まれているのです。そういう単語も含めての２８００語ですので、本当に英語の基礎となる２８００語なんだと認識して下さい。
ここまでで、NGSL を覚えれば実践的な英語力がつくことがここまででわかっていただけたかと思いますが、問題は「実際に覚えていく」ここからです。

英単語の暗記ってとにかく苦手、という方は多いと思います。なぜ「暗記が苦手なのか？」とあらためて考えると、ほとんどの理由が2つに集約されるということが分かっています。

① 自分にとって楽しくないから
② 英語を学ぶメリット・目標が見当たらない

そのため人は努力ができない！というわけですね。

なんでもそうですが、楽しくないことってなかなか気が進まないですよね？片や楽しいことなら、誰に言われることもなく、自分で覚えていってしまいます。例えば、大好きなゲームの攻略法やアニメのキャラクターの特徴、大好きなスポーツの技術の練習法など、ほとんどの人が詳細な部分まで覚えているはずです。大人になれば思うのですが、大好きだったコト・モノに対する記憶量は、あらためて考えてみると膨大です。
もちろん、ゲームやアニメみたいに覚えようなんて言っても意味はないです。ですが、それに近いぐらい、楽しく英単語を暗記出来たらいいですよね？
そのためには、どうしたら良いのでしょうか…

なんで英語学習が楽しくないのかを改めて振り返りましょう。特に英語学習の基礎である「英単語の暗記」が楽しくないと思ってしまうのかが重要です

① 自分にとって楽しくないから
② 英語を学ぶメリット・目標が見当たらない

理由を知ることでどうやって改善すべきなのかを考えれます。

興味が持てないことを延々と続けること以上に残酷な事ってないです。つまり学習の効率を上げることは難しいはずです。このような方は英語の勉強はやめておくことをお勧めします。では「どうするのか？」ですが、まずは英語に関することを調べましょう。なんでもいいです。「自分の興味のある事を外国の人はどう思っているのか？」「料理な好きな人は海外のレシピはどんなものなのか？」「海外と日本の所得の差」などなんでもいいです。まずは、勉強するためのきっかけをつかむことが大切です。

学習方法があっていないがために、どんどんモチベーションがダウンしてしまう方もいます。例えば、「単語をノートに書き写し続けるのが苦痛」「耳から覚えようとしても雑音がひどくて集中できない。」「単語帳を持ち歩いているけど開く気すらしない。」こんな風に感じる方は一定数います。
このような方は、ガラッと学習方法を変えてみるのも一つの方法です。
自分に合った学習方法が見つかれば、思ったよりも効率的になりストレスも減ります。

人は達成感から「嬉しい・楽しい・幸せ」と感じて、自己承認欲求が満たされます。つまり、さらにやる気がでるものなのです。ですが、最初からあまりにも高すぎる目標設定をしてしまい、雲をつかむようにやってもやっても達成する兆しが見えてこないなんてこともあります。この場合、目標を変えるということに気が付かなければ、挫折感を感じてしまい逆効果になってしまうこともあります。
ですので、目標を立てるときは、手が届きそうでなかなか届かないステージを設定することが大切です。
そのためにも、英語の知識だけではなく、英語の学習メリットや効果を調べておくと役立つのです。

それではここからは中学生や高校生、英語をやり直したい方に向けて、「楽しく英語を勉強する方法・英単語の暗記におすすめの方法」を紹介していきたいと思います。

音楽が好きな人におススメなのが「洋楽を聴く」です。現在は、Youtube で字幕を見ながら洋楽を聴けたりするので、分からない単語があれば、調べながら聴くことができます。
自分のお気に入りのメロディーを聴くと、「なんて歌ってるんだろう？」としりたくなりますよね。

私が初めて英語に興味を持ったのが「The Simpsons」です。ホーマーやマージ、バートにリサや赤ちゃんなど個性あふれるキャラクターが好きで好きで、吹き替え版以外も見たくてすごく勉強しました。すると、自然に単語力もリスニング力も両方鍛えることができ、大学受験の頃には常にセンター試験で英語が満点でした。ただ、国語に興味が無さ過ぎて常に40/200点台だったのは内緒です…

凝った人ならすぐに理解できると思います。自分で勉強した履歴を全てノートにきれいにまとめて、自分だけの参考書を作るのです。ある一定規模できるまでは時間がかかってしまうのが難点なのですが、英語学習のように生涯にわたって勉強しなければならないような科目についてはやる価値はあります。このように自分だけのノートを作り上げるだけで、どこに何が書いてあったかまで暗記できるようになるので、英単語の暗記だけでなく英文法の理解にも役立てることができます。その際のコツを以下にまとめておきます。

如何でしたでしょうか？最初はこれでもかというぐらい英語が嫌いになるように、わざと書いてみました。本ページが役に立たない場合を除いて、ここまで読み進められなかった方は、やはり英語を勉強しないリスクをまだ実感できていないのだと思います。ですので、ここまで読み進めれた方は自信をもって英語の勉強に取り掛かって頂きたいと思います。現在では、英語学習アプリなどもたくさん出ていますので、まずは「英語とは何か？」から「自分に適した教材」を調べて実際の英語学習に取り組むといいでしょう。