グラフや統計を説明するときにネイティブは英語をこう使う!

グラフや統計を説明するときにネイティブは英語をこう使う!

グラフや統計を説明するには型を覚えよう!!

英会話の練習をしたり、様々なシチュエーションごとの英語のフレーズを勉強している方で、そういえばグラフとか統計についてプレゼンしたり、同僚と話をするときにどうやってするんだっけ?という方向けに作成したページです。グラフや統計を見て、そのグラフや統計が表している内容や、そこからから読み取れることを相手に伝える方法を紹介します。このような英語のフレーズでは、英検の級が上がったりTOEIC、TOEFLでも出題されることはありますので、ぜひ勉強して使いこなせるようにして下さい。また、ここではそうした会話に必要な「英語のフレーズの型」を身につけましょう。

グラフや図表、統計の話をするうえで最初に重要なのが「何に対して」のグラフなのかです。相手がその部分を知らずに説明をはじめても全くうまく伝わりません。自分と相手が同じ土俵で会話ができるように、最低限の共有事項を伝える方法を以下で紹介します。

何のグラフ・図表なのかを説明する時に使う英語のフレーズ

「このグラフは~を示している」を表現する英語のフレーズ

ここでは「このグラフは~を示している」と伝えたい時に使える英語のフレーズを勉強します。以下の「S ⇒ V ⇒ O」の順に語をつなげて英文を作成することができます。例えば、

This graph shows the limits of Trump endorsements in the primaries.
このグラフは、予備選挙におけるトランプ支持の限界を示したものである。

のようになります。ここにあるパターンさえ覚えておけば大体の表現は賄えます。

S( ~は)

This graph / このグラフ
The bar graph / 棒グラフ
The pie chart / 円グラフ
The line graph / 折れ線グラフ
The table / 表
The chart / 図
The diagram / 図

V(示している)

shows
illustrates
explains
indicates
accounts for
displays

O(~を)

注意としては、複数のグラフや表を説明するときは、「graph ⇒ graphs」のようにし、動詞の3単元の -s は除きましょう。そのほかに、「上にあげたグラフ」「以下のグラフ」と言いたい場合は以下の注意点があります。

上のグラフは~

○ the above graph
○ the graph above

以下のグラフは~

╳ the below graph
○ the graph below

のようになります。なぜ below だとこのように言えないかというと、below には形容詞としての働きがないので名詞の前に置けないのです。
また、同じグラフ内に、折れ線グラフが2本あったとして、そのうちの「上のグラフ」「下のグラフ」は、以下のように表現できます。

上のグラフ
※同じグラフ内

the upper graph

下のグラフ
※同じグラフ内

the lower graph

目的語「O」の位置に使える代表的な名詞句

最初に「SVO」の順に並び替えたら「このグラフは~を示している」を表現する英語のフレーズになるパターンを紹介しましたが、ここでは「目的語(O)」に入る数値の変化や増減を示す語を紹介します。
まず「the, a」を以下の英語のフレーズの頭に置き、「a slight increase in ~(~の点でのわずかな増加)」のように使います。

gradual / 徐々の
sharp / 急激な
steady / 安定した
slight / わずかな
considerable / かなりの

change / 変化
increase / 増加
decrease / 減少
drop / 下降

in ~ / ~の点での

実際に論文発表で使われていた内容を以下で紹介します。

This graph shows a slight increase in the multicycle creep in trauma group after 24 hours.
このグラフから、24時間後に外傷群で多発性硬化症の患者がわずかに増加していることがわかります。

次に数量や割合を表す英語のフレーズとしては、次の4つを覚えておくといいでしょう。

● the number of ~:~の数
※「~」に来るのは原則 無冠詞複数の可算名詞
ex)the number of houses(家の数)

● the amount of ~:~の量
※「~」に来るのは原則 不可算名詞
ex)the amount of snow(雪の量)

● the percentage of ~:~のパーセンテージ
ex)the percentage of children who answered correctly(正答した子供の割合)

● an increase of ~ percent:~パーセントの増加
ex)a slight increase of 3 percent(3%の微増)

目的語「O」の位置に使える名詞や名詞句には、以下のような「時期」「場所」「種別」の副詞や形容句で就職して情報を加えることが可能です。

時期

from 2000 to 2015 / 2000年から2015年まで
between 2000 and 2015 / 2000年から2015年の間に
over a period of five years / 5年間にわたって
in different years / 違った年の
during the period shown in the graph / グラフ中で示された期間
in the first half of 2010 / 2010年の上半期の

場所

in four different countries / 4つの異なる国で
in different areas of Japan / 日本各地で

種別

by gender / 男女別の
by season / 季節ごとの
by region / 地域ごとの

追加で、使えるようにしておくとさらに表現の幅が広がる形容詞や副詞を紹介します。

形容詞

the annual sales / 年間の売り上げ
the average time / 平均時間
the total amount / 総量

副詞

be constantly changing / 絶えず変動している
be gradually decreasing / 次第に減少しつつある
be steadily increasing / 着実に増えている

例文

これらのことをまとめた例文を以下で紹介します。わからない箇所がる場合は、上記にヒントが書かれていますので、振り返りながら読み進めて下さい。

The table above shows the average amount of time per day spent on social media among junior high school students in 2000 and in 2010.
上の図は2000年と2010年に中校生がSNSに費やした1日 あたりの平均時間を示しています。

The graph below shows the change in the percentage of men and women aged 50 or over from 2000 to 2015 in various countries.
以下のグラフは様々な国での2000年から2015年までの50歳以上の男性と女性の割合の変化を示しています。

グラフから読み取ったことを説明する英語の冒頭フレーズ

「グラフから読み取れることを相手に伝える表現」

グラフから読み取れる情報を相手に伝えるための最初に言う英語のフレーズを紹介します。尚、the graph が the table や the chart 、本ページの最初に紹介した円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなどに置き換えて使ってください。

グラフからわかることを説明するための英語のフレーズ

According to the graph, we can see that ~.
グラフによると~ということがわかります。

It is clear from the graph that ~.
グラフから~ということが明らかです。

As can be seen from the graph, ~.
グラフからわかるよう、~。

This graph suggests that ~.
このグラフは~ということを示しています。

It can be said that ~.
~ということが言えます。

One reason for this is that ~.
このことの理由の一つは~。

This is partly because ~.
このことの理由の一つは~。

This may be because of ~.
これは~が理由かもしれない。

This means that ~.
これは~であることを意味する。

We can conclude from this that ~.
このことから~だと結論できる。

We can conclude from this that ~.
このことから~だと結論できる。

最後に、グラフに書かれている内容を相手に伝える時に役立つ英語のフレーズを「対比・類似・包括」の観点からいくつか紹介します。

対比

on the other hand / 一方で
in contrast / それとは対照的に

類似

similarly / 同様に
as with ~ / ~の場合と同様に
during the same time period / 同時期の間に

包括

in general / 全般的に
overall / 全般的に

グラフから読み取った増減などを説明する英語フレーズ

「グラフの説明に使う表現を学びましょう」

ビジネス英会話、学術英語ではグラフや数字に関する説明をされたり、したりと言うのはもちろんですが、高校入試や大学入試でも「折れ線グラフ・棒グラフ・円グラフ」などの内容を読み取る、もしくは英語で説明することを求められます。出題頻度はそこまで多くはないですが、数や量の表現は学生が苦手とする項目の一つですので、以下のような英語表現を知っているかどうかだけでも文章を読み取ったりする正答率が違ってきます。ぜひ、目を通しグラフの増減など説明に関する英語表現に慣れておいてください。

グラフから読み取った増減などを説明する英語フレーズ

基本的な増減の表し方

グラフの増減を言いたい時は、次の「動詞・副詞」の組み合わせを使いましょう。注意点は、3単元の「s」の抜けや動詞の時制についてです。

上昇(動詞)

increase
rise [-rose -risen]
go up

下降(動詞)

decrease
fall [-fell -fallen]
drop
go down

副詞

slightly (わずかに)
steadily (着実に)
sharply (急激に)
rapidly (急速に)
slowly (ゆっくりと)
gradually(徐々に)

より広い表現をするためのフレーズ

また、上述したグラフ増減の基本表現に加えて、以下の語句で修飾するとさらに幅広い表現ができるようになります。

continue to rise
上がり続ける(~し続ける)

keep rising
上がり続ける(~し続ける)

start to rise again in 2020
2020年に再び上昇し始める(~し始める)

fall sharply from six million in 2005 to three million in 2010
2005年の600万人から2010年の300万人にまで急減する(…から~まで)

Unemployment was at its lowest in 2019.
失業率は2019年に最も低かった

Unemployment was at its highest in 2020.
失業率は2020年に最も高かった

最後に知っておくとより高度な理解が可能になるグラフや表を読み取るうえで重要な単語やフレーズを紹介します。

table
数字figure(s)
amount
割合、率percentage
理由reason
要因factor
上のグラフthe graph above
下のグラフthe graph below
曲線a curved line; curve
点線a dotted line
実線a solid [real] line
直線a straight line
波線a wavy line
グラフgraph
棒グラフa bar
円グラフa pie graph
折れ線グラフa line graph
帯グラフa column graph
ほぼ同じままであるremain almost the same
年々year by year
一人あたりper person
AとBとの(密接な)関連a (close) connection between A and B
ここ20年にわたってover the past twenty years
…の方法の変化the change in the way S+V

まとめ

「グラフや図表を上手に説明できるようになろう」

いかがでしたでしょうか?このページではグラフや図表を上手に説明できるようになる英語のフレーズをご紹介してきました。いくつかの英語の型さえ覚えてしまえば大体言いたいことを表現できると気が付かれたはずです。ビジネスや学校などの発表する場面では特にミスを少なくしたいものですね。是非使いこなせるようになるまで復習をして下さい。

Shizu-treat 先生による執筆
現在貿易業務に携わりつつ、英語関連の執筆業務を行っている「Shizu-treat 先生」です。アジアや欧米の国々向けの産業用機器や原材料の輸出をメインに取り扱っている会社で英語を使用した実務を行っています。英語の資格としては、TOEIC 870点・英検準1級・貿易実務検定を取得し、留学経験はないものの、独学で300点代からスコアアップされた経験を活かした仕事をしています。また、現在も英語の勉強は趣味と豪語されており、TOEIC900点以上と英検1級取得を目標に、英会話のレベルアップにも励んでいます。
英語の先生

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