このDo you understand? は日常ではほぼ使いません。
その理由は、かなり言い方がきついニュアンスで、私の説明は完璧だったけど「あなたはこの理解できてるの?」「貴方は深く理解したの?」のような感じの捉われ方をされます。
そのため、日常会話で「理解したの?」と聞きたい場合は次のフレーズを使います。
Do you get it?
理解しているの?/ 分かってるの?
Did you get it?
理解した?/ 分かった?
この2つのフレーズですと、特に上から目線など関係なく普通通りに「理解した?」「わかった?」のような捉え方をしてもらえるのでGoodです。
Do you have a girlfriend?
「彼女いますか?」
これは、Do you have a boyfriend? も同じように考えて下さい。あまりにも直接的過ぎてかつ、相手のプライベートを聞く無いようなので、ネイティブには嫌厭される聞き方になります。
Are you seeing anyone?
(直接的ではない)誰かと付き合っているの?
これがごく普通な聞き方となります。
海外では、LGBTの観点からトランスジェンダーに関して敏感な反応をするため、「彼氏」「彼女」のように男女を明確に示す聞き方は避ける傾向が出てきているのも、Do you have a girlfriend? と使わなくなってきている一つの要因としてあります。
但し、すごく仲の良い友達などには遠慮なく聞くことができます。
Do you have a girlfriend?
彼女いるの?
What’s your hobby.
「趣味は?」
英語の hobby と日本語の趣味には少し誤解があって、英語の hobby には「映画をただ見るのが好き」「音楽を聴くのが好き」のような場合には当てはまらず、もっとオタクのような知識がスキルが必要な活動に対して使われます。
例えば「切手集め」「コイン集め」さらには「ゲーム」でもいいのですが、何日も分析や時間を費やしているような場合にしか当てはまりません。
もっというと、「映画を見ること」「音楽を聴くこと」はただの好きな事であって、hobby はでなく、「切手集め」「コイン集め」のように多くの知識と時間を費やして熱量をもって行う事は hobby になり得ます。
一般的な趣味の質問方法としては以下のフレーズがナチュラルな言い方となります。
What do you like to do in your free time?
暇なとき何をするのが好きなの?
What do you like to do?
何をするのが好きなの?
What are you in to?
何にはまってるの?
Because I`m very tired I cannot walk.
「とても疲れてもう歩けない」
この場合は、too to 構文を使ってコンパクトにまとめるか、「歩けない」という部分を文頭におくとよりナチュラルになります。
文頭に持って来る理由は、英語は日本語と違って分の最初の方にもってくる表現を強調し結論を優先的に述べます。ここでは歩けないというのがポイントになるため以下のように言うといいでしょう。
I’m too tired to walk.
めちゃ疲れてもう歩けない
I can’t walk cuz I’m too tired.
めちゃ疲れてもう歩けない
少し話はそれますが、友達同士など親しい間柄の人に対してはあまり very は使いません。very は「とても」という意味になってしまいます。
皆さんもそうだと思いますが、友達同士で「これとても美味しいね」「これとても面白いね」と言うのはあまり使わずに「めちゃ旨いね」「すっごい面白いね」と使われているはずで、こういう場合には so, really を使うとフランクな表現にできます。
一番わかりやすいのは、Thank you very much.「ありがとうございます」で、この感謝のフレーズはすごく丁寧な言い方になるのです。
What are you going to do next Saturday?
「来週の土曜日なにするの?」
このフレーズは人によっては良く使いますが、もっと一般的な聞き方は以下になります。
What are you doing next Saturday?
来週の土曜日なにするの?
be going to と doing の違いについては、be going to は予定は決まってるけど準備ができていないニュアンスがあり、doing を使った聞き方は土曜日に何をするのかより確信度が高いニュアンスのきき方になります。
I’m going to go to New York.
私はニューヨークにいくよ
こう言われると、まだチケットとか準備ができて無くただ予定を決めた段階だなって思います。
I’m going to New York.
私はニューヨークにいくよ
この人はチケットなどをとってもう行く準備もできてるんだなというニュアンスが伝わってきます。
ただ、実際には微妙なニュアンスの違いのため、どっちを使っても相手は「土曜になにするの?」「私はニューヨークに行くよ」ときちんとりかいしてくれるので、そこまで神経質にならなくても良い部分ではあります。
- 現役国立大学生のsky先生による執筆
- 国公立大学の理学部生物科学科に在学中のSky先生による執筆記事です。現在は英語の家庭教師をしつつ、ライターとして海外文化の情報を配信されており、保有資格はTOEIC スコア 930点取得、 TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages) 英検準1級と現役大学生の中でも特に英語の造形に優れています。
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