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現在分詞
「-ingの用法を整理して覚えるのが大切です」
現在分詞は 動詞の -ing形をつける語を指します。
名詞の役割をする「動名詞(~すること)」と同じ形をしていますが、現在分詞と動名詞は別物だと認識し、混同することのないよう注意してください。
まずは「動詞の-ing形」がとる文法的な仕分けを以下表にて紹介します。
-ing | 現在分詞 | 進行形(動詞用法) |
形容詞(形容詞用法) | ||
分詞構文(副詞用法) | ||
動名詞 |
現在分詞 進行形
以下英文は、現在分詞を進行形として使っている英文です。
進行形は「(今現在)~しているところだ」の意味になります。
[動詞用法]
He is reading a book.
彼は本を読んでいる
現在分詞 形容詞用法
現在分詞の形容詞用法では、「~する…」「~している…」を表し、動詞の -ing形が使われます。
主な役割は名詞を修飾する形容詞として働き、言い換えると動詞を形容詞のように使う事が可能になります。
現在分詞を用いた基礎例文を紹介します。
以下英文の現在分詞は rising で、名詞 sun を修飾しています。このように現在分詞が1語で用いられている時には、一般的な形容詞と同しように名詞の前に置けます。
[形容詞用法]
We watched the rising sun.
私たちは日の出を見た
現在分詞 分詞構文
以下英文は分詞構文です。
現在分詞のある句「a bench reading a book」が、文全体に情報を付与する働きをするものです。
[分詞構文]
She is sitting on a bench reading a book.
彼女は本を読みながらベンチに座っている
動名詞
以下英文は動名詞で現在分詞と混同しないように注意して下さい。
[動名詞]
Studying English is interesting.
英語の勉強は面白い
※分詞とは関係がない
過去分詞
「-ingの用法を整理して覚えるのが大切です」
過去分詞は、broken(壊れた)written(書かれた)のような動詞の用法をのことを指します。
過去分詞を順序だてて覚えていくには、過去分詞の用法を整理立てると早い理解が可能になりますので、それを以下の表で紹介します。
「~した」「~された」という意味になり、現在分詞と同じく名詞を修飾する形容詞として用いられます。
過去分詞には、とは、broken(壊れた)やbuilt(建てられた)などに代表される動詞の用法を言う。過去分詞は使い方が複雑でわかりにくい。英語を勉強中のあなたは、次のような悩みを持っていないだろうか?
-ed | 過去分詞 | 受動態(動詞用法) |
完了形(動詞用法) | ||
形容詞(形容詞用法) | ||
分詞構文(副詞用法) |
過去分詞 受動態
以下英文は、現在分詞を受動態として使っている英文です。
受動態は「~される」の意味になります。
[動詞用法]
The vase was broken by the dog.
花瓶が犬に壊された
過去分詞 完了形
以下英文は、現在分詞を完了形で使っている英文です。
完了形は「~したところだ」という意味になります。
[完了形]
I have studied here since 9:00.
9時から勉強しています
過去分詞 形容詞用法
過去分詞の形容詞用法は「~した」「~された」などの意味になり、名詞を修飾する形容詞として用います。
下記英文の過去分詞は broken で、名詞 car を修飾しています。
このように、過去分詞が1語の場合は前置修飾を行い、過去分詞が他の単語と一緒に名詞を修飾する場合は後置修飾になります。
[形容詞用法 前置修飾]
This is a broken car.
これは壊れた車です
[形容詞用法 後置修飾]
This is a book written in English.
これは英語で書かれた本です
過去分詞 分詞構文
以下英文は、現在分詞を分詞構文で使っている英文です。
分詞構文は「~されているので」という意味になります。
[分詞構文]
Written in simple English, this book is easy to understand.
シンプルな英語で書かれているので、この本は理解しやすい。
ネイティブの赤ちゃんの脳内は?_
ネイティブの子どもたちは、平均して1歳を過ぎてから言葉を話すようになりますが、何もいきなり⼝から⾔葉出すのではありません。実際には脳内で何かを考えてているとされています。子どもが何かを考えていて言葉を発するまでの期間を「沈黙期」と呼び、沈黙はしているけど頭の中は英語のインプット中なのです。そのため、新しい英語を話せるようになるためには、中高生もインプットを行う沈黙期が必要となり、その後はアウトプットである発話が必要になってきます。