英語力をUPするの総合学習

英語面接といえばまずは、フロントトークから始まることでしょう。フロントトークとは、面接には直接関係のなさそうな、挨拶や天気の話題、場の雰囲気を和ますためのアイスブレイクになります。英語面接に限らず、日本語でも挨拶から始まるのは基本ですよね。面接官に良い印象を与えるための英語フレーズや質問例をいくつか紹介します。

質問例）
How are you?
お元気ですか？

回答例）
I’m fine. Thank you. And you?
元気です。ありがとうございます。あなたはどうですか？

Thank you for giving me the opportunity for the interview.
面接の機会をいただきありがとうございます。

質問例）
How did you come here today?
ここまで何できましたか？

回答例）
I came here by train.
電車です。

質問例1）
Did you have any trouble finding the office?
迷うことなく着けましたか？

質問例2）
Was it easy for you to find this place?
迷うことなく着けましたか？

回答例1）
Yes, I had no problem finding here.
問題なく着けました。

回答例2）
The map on your website is easy to understand.
ホームページの地図がわかりやすかったです。

回答例3）
No. I had no problem thanks to the direction on the website.
ホームページの地図がわかりやすかったです。

フロントトークの後は本格的に面接が始まります。通常、自己紹介を求められることが多いでしょう。日本語と同様に、1分程度でまとめるといいですね。

たいてい自己紹介を求められる際は、これらのフレーズからスタートするでしょう。面接で必ずと言っていいほど使われます。ここから先はあなたのことをアピールできる最大のチャンスです。

質問例1）
Tell me about yourself.
自己紹介をお願いします。

質問例2）
Tell me about your experiences.
あなたの経験ついて教えていただけますか。

質問例3）
Can you tell me a little about yourself?
あなたについて少し教えていただけますか。

回答例1）
I have been working for ABC company as a sales manager for 7 years.
ABC会社で７年間営業部長として勤務していました。

大学時代から説明する場合・・・、

回答例2）
I studied at ABC University and graduated in 2017. My major was marketing. After graduation, I’ve been working at ABC, Inc. for 2 years as manager.
私はABC大学を2017年に卒業しました。専攻はマーケティングでした。卒業後は、マネージャーとして、株式会社ABCで2年間働きました。

自分の大学名や学部を入れ替えるだけで使用できるフレーズなので、ご自身の学歴、職歴に当てはめてみてください。

英語面接では、志望動機も必ず聞かれます。面接の前に企業のことをしっかり調査して、志望理由をまとめておくようにしましょう。

質問例1）
Why are you interested in our company/this job?
なぜ弊社/この職種に興味を持ちましたか。

質問例2）
Why are you interested in our company?
あなたはなぜ弊社に興味を持ったのでしょうか。

回答例1）
The reason why I applied to this position is because~
この仕事に応募した理由は～

回答例2）
I have 3 reasons why I applied to this position. The first reason is that~
応募した理由は３つあります。最初の理由は～

回答例3）
The second reason is that~
2つ目の理由は～

英語面接はあなたの強みと弱みを聞かれます。同じくこたえられるように準備しておきましょう。基本的に応募した職種に合わせた強みをアピールするのがよさそうです。

たいてい自己紹介を求められる際は、これらのフレーズからスタートするでしょう。面接で必ずと言っていいほど使われます。ここから先はあなたのことをアピールできる最大のチャンスです。

質問例1）
What are your strengths/strong points? What is your greatest strength?
あなたの強みは何ですか。

質問例2）
What are your weaknesses/weak points?
あなたの弱みは何ですか。

回答例1）
I can work well with various kinds of people.
私は様々な人と働くことができます。

回答例2）
I can work well with various kinds of people.
私は様々な人と働くことができます。

回答例3）
I am the kind of person who always thinks positive.
私はポジティブに物事を考えるタイプの人間です。

日本語面接でも同様に、短所を述べた後は改善しようとする姿勢を見せることが大切です。最初に上記のように短所を述べて、そのあとに具体例や、どのように補っているか、ポジティブな面などを答えましょう。

回答例1）
My weakness is to be a perfectionist.
私の短所は完璧主義なところです。

回答例2）
My greatest weakness is public speaking. But I’ve been trying to improve it.
私は人前で話すことが苦手ですが改善しようとしています。

面接も終わりかけ。今度はこちらから面接官に質問する番です。会社に対する興味をアピールする場面でもあるので、いくつか準備しておきましょう。

Would you be able to describe a normal working day?
普段の一日の仕事はどのような感じか教えていただけますか。

Could you tell me about the team I’ll be working with?
配属予定の部署について教えてください。

Do you offer professional training for new employees?
社内研修はありますか。

What is your employee benefit plan?
福利厚生はどうなっていますでしょうか。

What is the next step in the interview process?
次の選考はどのように進みますか。

ほかにもたくさん例はありますが、聞きたいことがあれば、Could you tell me about~~？を使えば丁寧に質問することができます。
そして面接終わりには必ず挨拶も忘れないでくださいね。

Thank you for your time.
お時間をいただき、ありがとうございました。

最後に、英語面接で気を付けるべきポイントをお伝えします。

なれない英語面接では、面接官の言っている意図がくみ取れないことは必ずと言っていいほど起こることだと思います。そんな時、絶対理解したふりはせず、素直に聞き返すようにしましょう。わからないままにしてしまうと、的外れな回答をしてしまったり、話のつじつまが合わず適当な人だと思われてしまいます。
聞き返すときは、

Sorry? Excuse me?
何ですか？

Could you say that again?
もう一度行ってくれませんか？

などを使うようにしましょう。
丁寧に聞き返せば、面接官はゆっくり話してくれたり、あなたのペースに合わせてくれるに違いありません。

文法や単語をあまりにも正確に話そうとしすぎるのはやめましょう。あなたが英語に慣れていないということは、面接官も既に理解してくれているはずです。中学生レベルの単語を使ったとしても、あなたが一生懸命堂々と話してくれさえすれば、その熱意は必ず伝わります。

英語面接において、目を見てアイコンタクトをとることはとても重要です。慣れない英語を話していると、つい緊張で目が泳いでしまうこともありそうですがここは抑えてください。大切なのはあなたが話した内容よりも、コミュニケーションが取れるかどうか、そしてあなたの人柄を知ってもらうことです。もちろん、ハイレベルなビジネス英語が求められるような職場では、英語力も重点を置いて見られますが、そうでなければ足りない英語力を補うコミュニケーション力がある人のほうが採用されやすいでしょう。

今回、英語面接で使われる質問や回答フレーズを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。英語となるとただでさえ緊張する面接が、より一層不安になりますよね。不安を少しでも取り除くために、事前準備は怠らないようにしましょう。
そして後半にも述べましたが、大切なのは内容よりも、目を見て堂々とコミュニケーションをとることです。紹介したフレーズを参考にしてあなたの魅力を最大限に伝えられることを願っています。