英語の動詞には、be動詞と一般動詞の2種類があります。be動詞は現在形が am, are, is 、 過去形が was, were の合計5つです。一般動詞はこの5つのbe動詞以外の全ての動詞になり ます。be動詞は、文章の中で「イコール(=)」の働きをします。
◆ be動詞 :am, are, is, was, were
※ 状態動詞
◆ 一般動詞:be動詞以外
※ 動作動詞・状態動詞の両方がある
に分けられます。また、一般動詞をさらに細分化していくと、
◆ 一般動詞
∟ 自動詞
∟ 他動詞
と分けることができます。特に重要な【be動詞】【一般動詞】については、それぞれ専門ページを設けていますので、振り返りをしっかり行いたい方はそちらで行って下さい。
動作動詞:動作や行動を表現する
動作動詞とは、その名の通り「動作 / 行為」を表す動詞のことで、一般動詞の大半が動作動詞になります。
read(読む)や write(書く)
※ 意思や考えによって行われる動作のことで、「肉体的な動作、脳や心の中など精神的な動作」も含む
状態動詞:状態を表現する
状態動詞とは、 ある一定期間状態を継続することを表現する動詞です。
like(好き)や know(知っている)
※ 状態を表すもので、意志的な心理状態を表すものも含む
※ be動詞は状態動詞
be動詞
「be動詞は、日本語 : 〜です / 〜いる / ~ある を表す動詞」
「be動詞」は、一般動詞と比較すると、たった5つの
5つのbe動詞:am, are, is, was, were
しかありません。意味は、「~です(名前や年齢) / ~にある(場所や存在) / ~にいる(状態)」で状態動詞となります。
They are Japanese.
彼らは日本人です
※ They = Japanese(彼ら=日本人)
たった5つしかない be動詞ですが、非常に奥が深く、使い方も幅広い動詞ですので、用法は一つ一つしっかり学んでください。以下に be動詞の「現在形」「過去形」の詳細があります。
be動詞 / 現在形
be動詞の現在形は、am, is, are があります。 三つだけですので、正確に覚えておきましょう。
be動詞 / 過去形
be動詞の過去形は、was, were があり、現在形からの変化にルールがあります。この変化については難しくないのですが、現在形と過去形など時制の使い分けが不安な場合は、リンク先で解説していますので参考にして下さい。
一般動詞
「be動詞以外のすべての動詞」
一般動詞はbe動詞以外の全ての動詞です。一般動詞には目的語が必要な他動詞と目的語が不要な自動詞があります。また、自動詞、他動詞とは別のくくりで動作動詞、状態動詞というのもあります。
他動詞
他動詞は、「目的語を必要とする動詞」で、「主語+動詞+目的語」がそろわないと文として成立しない動詞で、like(~を好き)watch(~を見る)cut(~を切る)などがあります。
I have a brother.
私には弟がいます
※ have の後ろに目的語がないと文が成立しないので、have は他動詞
自動詞
自動詞は、「目的語を取らない動詞」で、最低でも「主語+動詞」があれば意味が成り立つ動詞で、 stand(立つ)go(行く)cut(切れる)などがあります。
I will go to the beach.
私はビーチに行くつもりです
※ この文では、一般動詞goの後ろに名詞(目的語)がありません。go は目的語を取らない自動詞になります。
自動詞と他動詞両方の使い方をする動詞もある
上記の自動詞と他動詞の例を見ると cut(~を切る)が両方に入っています。このように、自動詞と他動詞は、キレイに分かれているわけではなく、両方の使い方ができる動詞があります。
また、動詞によっては自動詞と他動詞で意味が異なるケースもあり、一般動詞で最も苦労する部分になります。
ただし、これらは動詞毎に一つ一つ暗記していくしかありませんので、地道に暗記を行っていきましょう。
一般動詞のさらに詳しい解説
一般動詞の詳細は以下を確認してください。
一般動詞 / 現在形
主語が三人称単数の時だけ動詞の最後に「s」が付く。 英語の「現在形」は、現在を含めて、ある一定の過去や未来もその状態にあることを意味し、習慣を表すことが多いです。 これが、ネイティブが「現在形」に持っている感覚です。
一般動詞 / 過去形 規則変化
一般動詞の過去形の変化は「規則動詞」と「不規則動詞」の2種類あり、本項では「規則変化」をする動詞の理解を深めます。一般動詞の過去への時制の変化で、「動詞の原形+ ed ( d ) 」の形になる動詞の紹介です。
一般動詞 / 過去形 不規則変化
一般動詞の過去形の変化は「規則動詞」と「不規則動詞」の2種類あり、本項では「不規則変化」をする動詞の理解を深めます。この変化は非常に重要ですので早急に暗記してまう事をお勧めいたします。
一般動詞三単現
主語が「三人称・単数・現在」の場合、一般動詞の語尾に -s や -es が付きます。この -s や -es のことを「三単現の -s」と言います。「人称」は、「話し手/一人称」と「聞き手/二人称」と「それ以外/三人称」という役割を区別するための文法用語です。
動詞に関するよくある質問&解答
「動詞」の単元で不明点があればこちらから
PM English School では、Lineやメールなどで英語への回答を全て無料で行っています。以下にQ&A集と質問方法をリンクしていますので、動詞に関してわからないところがあるかたはQ&A集を参考にしてください。また、不明点があったり、質問をしたい方はご連絡ください。
中学生英語 be動詞について_
小学校と中学校で習う英語でもっとも大きな違いが英文法です。 その中でも最初に習うbe動詞を理解できない方は多いです。 そこでbe動詞について解説したいと思います。 be動詞には一般動詞と違って大きな役割があります。 それは主語について説明すると言うことです。 これだけでは意味が分からないと思うのでもう少し詳しく解説します。 主語とは人物や物を表す名詞のことです。 例えば『私』『父』『野球』などありとあらゆることが名詞であり主語になります。 その主語を説明する表現には、『年齢』『状態』『経歴』などこちらも様々あります。 be動詞の基本的な役割の1つが、この主語と主語について説明する2つの単語を=で結びつける働きがあるのです。 例えば I am from Tokyo.のような英文がありとします。 私(I)= 東京出身(from Tokyo)をbe動詞で繋げることが出来ます。 他にも、He is happy. も彼(He)= 幸せ(happy)の関係性が成り立っています。 be動詞で1番難しいのが主語が変わると使えるbe動詞も変わることです。 主語が・・・ 私、僕などの時は am を使います。 あなた、君などの時は are を使います。 複数の人・物の場合などの時は are を使います。 それ以外の時には is を使います。 ただし、現在形の時には上記の通りでいいのですが、過去刑になるとbe動詞が分かります。 単数の人・物の場合などの時には was を使います。 複数の人・物の場合などの時は were を使います。 ここで多くの方がこんがらがってしまって英語は難しいとなってしまいます。 ですが、am・are・is・was・wereの5種類と組み合わせだけを覚えるだけだと考えると少しだけ気が楽になりませんか。 be動詞基本的な役割は2つの単語を=で結びつけることが出来る。 主語によって使えるbe動詞の組み合わせが変化する。 be動詞は5種類だけを覚えればいい。 以上の3つを念頭に置いて英語学習を続けて下さい。